■学校名
サラマンカ大学

■留学場所
スペイン/サラマンカ

クリスマスのPlaza Mayor

■留学形態
交換留学/長期/学部留学

■何を学んでいたか
統語論、言語学、アジア社会、韓国語など

■居住先
アパート/マンション

■留学期間
2019年9月～2020年3月　7月まで日本で受講

■物価
学生の街だったのでスペインの中では結構安い方でした。

■クラスの多国籍度
私が入った文献学部は10人弱ほど日本人がいましたが、他の学部は1，2人でした。

■日本人に対するサービス
日本語学習者と日本人留学生が交流する有志の会があったが、学校側からのサポートは一切なし。

ハロウィンの仮装パーティー

■授業について
スペイン語以外の専攻科目は履修できなかったので、16時頃からの授業が多かったです。

■費用
①学費：交換なので免除です。
②寮費：220€+入居最初の月のみ保証金130€
③出発時に持参した金額：最初の家賃をすぐに払えるよう500€程日本で換金して持っていきました。
④奨学金：80,000円/月

■留学前後の語学レベル
前：ゆっくり話してもらえると聞き取れる
後：頭の中で日本語に変換せず聞き取れる、会話はたどたどしい

■その場所を選んだ理由
最も発音が綺麗だと言われているから。

■留学目的
自分一人で考えて行動する力を身につけるため。

■友達や先生の雰囲気　★★★★☆
ERASMUSでない留学生が珍しいのか気にかけてくださる先生方が多かったです。また、東アジア専攻の子たちが積極的に関わってくれて街を歩けば絶対誰か友達に会うくらい交友の輪が広がりました。

■授業内容　★★★☆☆
学部ということもあって交換留学生置いてけぼりでどんどん授業が進んでいきます。授業が終わってから質問に行けばちゃんと教えてくれますが、アウェー感がひどく、日本人一人で授業に出るのは精神的にかなりきつかったです。

■学校のサポート体制　★☆☆☆☆
ERASMUSへの留学対応は充実しているのに交換留学生はほったらかし感があります。履修登録の順番を一番最後に回されたりして授業に出れば「登録してないのに何でいるの？」と言われることがありました。先生も事務所も交換留学生の制度に疎いです。説明会とは別に個別で聞きに行かなければ学生登録や履修登録すらできない所でした。

■学校の全体評価　★★★★☆
何といっても学舎が歴史的で美しく、「こんなとこに通えるなんて！」と登校の度に嬉しくなります。教室や建物の内部は意外と普通ですが、静かで落ち着いた雰囲気がとてもいいです。

通った文献学部のメインの学舎

■治安　★★★★☆
観光地ではありますが治安はいいです。夜中になるとクラブの前に酔っぱらった若者が騒いだりしていますが、夜に出歩かなければ問題ありません。

■アミューズメント性　★★★☆☆
町全体が世界遺産の観光地ではありますが1日ですべて回りきれてしまうほど小さい街です。生活しているうちにすぐに見慣れてしまうのでわくわく感はあまりないかも。

■住居先の環境　★★☆☆☆
大家さんは快活で親身になってくれるとても良い方ですが、建物が古く扉が完全に閉まらない部屋があったり、防音性がほぼ皆無でした。音に敏感な方には向いていないかもしれません。

■町全体の環境　★★★★★
毎日明け方～昼にかけて清掃車が走るので街自体はとてもきれいです。ヨーロッパでは仕方のないことですが無料で使えるトイレがかなり少なく、トイレに行くためにカフェに入ることもありました。

■交通事情　★★★★☆
サラマンカ全体が徒歩圏で、バスもたくさん走っているので電車がなくても全く困りません。マドリードまで出るのに3時間ほどバスに乗らなければならないのが少し不便でした。

■食事事情　★★★★★
自分でご飯を作るより安くておいしいバルがたくさんあります。値段は少々張りますが日本食レストランもあります。

学校の近くのバルで