お待たせしました~!前回に引き続き、今回も野村先生の”想い”を皆さんにお伝えしていきます✨
part2では講義の中で実際に野村先生にされた質問と先生の答えをまとめていきますよ!😆
part1をご覧になってない方はこちら→野村先生の最終講義part1
それではさっそくスタートです!
英語教育・学習との向き合いに関して
Q.先生にとって良い授業とは?
学生に期待感・学びの意義・一員感をもたせること。野村教授の考える理想の授業は「学生が毎時間、期待感を持って教室に向かい、教室で共に学ぶことの喜びと意義を感じ、学習の達成感の余韻を味わって教室を離れることのできる授業」だといいます。これを実践し続けていくために日々、挑戦されておられます!
Q.学習により価値を持たせるためには?
学びをさらに発展させるためには、学生自身が自分を振り返るための目が必要です。野村教授はそれを養うために生徒にフィードバックを課すこと大切にしておられます。自分を他の場から見つめることによってより効率よく学べるようになります。その場を整えて提供してくださる教師がいい教師の特徴だそうです😊
Q.英語を学ぶ上で大切なことは?
やっぱり楽しいと感じること🙌🏻。英語はスポーツと似ている部分があり、しゃべれるようになるには多くの練習が必要!🔥そのためにはまず楽しさを知ってもらって、そこから頑張ってもらうのが最善だと野村先生は考えておられます。その楽しさを知ってもらうには先生のクオリティも重要。先生がビビらずに生徒に向き合う必要があるそうです。
Q.野村教授はなぜ英語の先生に?
昔から英語が好きだった!特に英語の音が、、、♡
スピーチやアナウンスの音を録音し何度も何度も聞き返して聞いてらしゃったようです!👏🏻
この気持ちを教えてくれた”教師”にあこがれを感じて教師になろうと決意!🤩
ただ一方で、「ずっと教師をしていると社会性は得られないかもね(笑)」とも😅
「英語に限らず、学びは結局本人次第!それでも教師が、英語を勉強しようと思わせるためのきっかけをあげないといけない。教師の自己満で終わるのではなく学生を観察し、楽しませる。」これは英語を話せる人ほど注意が必要ですね。とにかく学生を思い、学生が簡単に理解し楽しんでもらえるように教師は工夫するべきだと考えておられます!なんて良い先生なのでしょうか🥺😭
コロナ(オンライン授業)との向き合いについて
Q.テクノロジーの遅れなど、コロナ禍での課題は実は昔から存在してはいた。それがコロナ禍で顕著になった。先生はもともと対応を考えていたというが、そんな中で感じたことは?
オンラインであっても授業が進まないということはありません。それでも改めて対面授業のありがたみを感じられたそうです!
カメラをオフにされると顔が見えず、反応がつかみづらいなど多くの問題があり、やっぱりオンラインはムリというわけではないけど対面のほうが良いと仰っておりました。
日本ではオンライン化が海外と比べて遅いと言われています。でもだからと言って急速に進めるということではなくて、大切なのは授業のクオリティを上げるためにテクノロジーをうまく融合させることです。コロナだけでなく、危機をそのままにしないこと。対策を練って対応しようとすることで成長し、発展出来るのです!💪
Q.外大は小規模大学ならではの良さ。コロナ禍でのオンライン化は大規模大学においてメリットがあると考えられます。それでは外大の小規模性をオンラインで活かすなら?
外大は小さいからこそインタラクションを取りやすい。zoomであっても”みんなが顔を出す”などのルールが出来れば対面と遜色なくできると言います。しかしそれでも、教室での学びは常に化学反応が起きるもので何気ないしぐさや行動が周りに影響を及ぼすものであり、オンラインでもこれを保つには、、、🤔と試行錯誤されたそうです。
この試行錯誤の様子がpart1で紹介した画像の通りです。part1の記事はこちら!
Q.コロナ前に状況が戻ることはない。教育の観点でこれからも発展していくには?
これまでもこれからも、教育はどんな状況であっても、学生が授業に期待感を持てるようにしないといけない!学生自身が自ら、授業を受ける意味・授業に存在する意味を見つけ出せるようにする必要があり、それが達成されるのが先生にとっての良い授業です。それに向けては常に改善点があり、達成されればちゃんと実感としてつかめる物です。
それが野村先生自身にとっても本当に喜びであり、それを求め続けておられるそうです👏🏻✨
このことはコロナには関係の無い話で、いつどんな状況であっても授業に求めるものは変わらないのです。
Q.外大なのにコロナで留学に行けなかったから他の大学に比べて誇れるところがない?
まず初めに、野村教授の中で、留学の目的は言語習得だと考えておられません🙅🏻♀️言語を学びたいならば、留学に行かずとも日本国内で、生徒の努力次第で十分伸びるし流暢に話せるようになります。
留学はその言語がある程度話せることを前提として、その言語を使って次の段階を学ぶ場として利用するべきだと考えておられます。確かに、異文化をその場で体感したり、それによって価値観を広げたりと、留学することでしか得られない経験はあります。しかし結局は自分がどう考えるか、どう行動するか、これが大切だと言うことです。言語がしゃべれるようになりたいからと言って留学は必ず必要ということではなく、日本でも十分可能です😄
最後に
皆さんいかがでしたか?😆先生の話を聞けば聞くほど、どれだけ学生思いなのかが伝わってきますよね☺️✨私たちも先生のお話を伺いながら終始感激していました!!
学生がほんとに充実した学びを得られるようにするため、毎回の授業から改善点を見つけて次に反映してくださっています!
ここまで考えてくださってたなんて…感謝しかありません😭
素晴らしい”想い”をお持ちの先生、素敵な話をしてくださりありがとうございました!
先生の今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。