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留学者のプロフィール
■名前
阿部芹華(あべせりか)
■学科/留学学年
イスパニア学科/3年後期~4年前期
■自身の留学を表すハッシュタグ
#語学留学#サラゴサ#日本語ボランティア#食品ロス対策視察#VISA手続きめんどい#コロナの影響もろ受けた
♦留学先情報
■学校名
サラゴサ大学
■留学場所
スペイン、サラゴサ
■留学形態
交換留学
■何を学んでいたか
スペイン語全般
■居住先
ホームステイ
■留学期間
2019年9月~2020年5月(後半は日本で受講)
■物価
日本と変わらない(水、野菜、果物はすごく安い)指標:水1本30円
■クラスの多国籍度
肌感覚で中国人60%、ガーナ人20%、その他(日本、アメリカ、アルバニア、ニュージーランド人)
■費用
①学費…無料②家賃…600ユーロ③出発時に持参した金額…10万円④奨学金…8万円/月
■留学前後の語学レベル
留学前:話すのもままならない(A2)→留学後:ネイティブの方と会話できるレベル(B2)
■その場所を選んだ理由
①お金がかからない交換で留学に行きたかったから②交換提携大学の中で、私は学部留学をするほどの語学レベルではなかったため
■留学目的
ビジネスでも使えるような語学レベルに達し、就職した際に使えるようにしたかったから
留学前後のスケジュール
①2018年 6月
選考。成田先生、穐原先生と面接。この留学で何をしたいのか、将来にどう繋げたいかなど聞かれた。
②2018年 8月
留学行き決定
③2019年 6月
手続き期間(東京でビザ取得、パスポート更新、航空券、健康診断など)…出発から3か月前までに、東京スペイン大使館にてビザを取らないと間に合わない。
④2019年 7,8月
ひたすら単語を覚える。荷造り…川口先生が「単語をひたすら覚えなさい」と言ったので
⑤2019年 9月
スペインへ出発。友達と一緒に、関西空港から飛び立ち
⑤2020年 3月
帰国、日本でオンライン授業。コロナのせいで強制帰国…帰りたくなくて号泣。
⑤2020年 5月
期末テスト、修了…オンラインで初試験だったし時差が7時間あったりと、大混乱の試験…
留学場所のMy評価
■友達や先生の雰囲気 ★★★★★
いい人だらけだった
■授業内容 ★★★★★
日本の授業では学べない語学の勉強ができた
■学校のサポート体制 ★★☆☆☆
留学生対応センターがあったが、問題やトラブルがあってメールしても返事がなかった。結局先生や周りの友人が助けてくれた。
■治安 ★★★★☆
安全だけど、ケータイを盗られた友人がいた
■アミューズメント性 ★☆☆☆☆
観光地はピラール大聖堂以外あまりない
■住居先の環境 ★★★★☆…マザーや娘さんが大いに助けてくれた
■町全体の環境 ★☆☆☆☆…至る所に犬の〇ンがあるので注意。飲食店の机は清潔ではない。
■交通事情 ★★★★☆…バス一本でマドリードに行ける
■食事事情 ★★★★☆…毎週パエリア食べてました
■町の日本人度 ★☆☆☆☆…中国人の方が圧倒的に多くて日本人は全くいない
■全体評価 ★★★★★…大満足
留学ストーリー~アドバイス編~
①着いたらすぐにVISA更新!
一番最初に待ち受けていた大きな壁は、「VISAの更新」でした。出発の3か月前に、東京のスペイン大使館で取得したVISAでは3か月の滞在期限しか許可されないため、現地で1年間に引き伸ばさなければなりません。そのために、移民事務所であるextranjeríaに行くのですが、サラゴサは移民が多いからか3か月先まで予約がいっぱいでした…更新されたVISAがないと他国に旅行もできないし、最悪のケースで不法滞在になってしまうのでソッコーでextranjeríaの予約を取りましょう‼‼
②スマホのSIMは1年パックで
マドリード空港に着いてすぐに「Orange」という携帯会社でスマホのSIMを購入しました。これが無いとWIFIなしの場所でスマホが使えず、ホームステイ先までたどり着けなかったからです。店員の方が、私のたどたどしいスペイン語でも理解しようとしてくれたので何とか購入できました。(スペインに着いて初めて会話はここでした)SIMの契約パック?はいくつか種類があり、1か月から選べます。毎月お店に行って買うのが面倒な方は、最初から1年期間のものを購入するのがいいと思います。
③語学だけが学びじゃない
特にヨーロッパは他国へ旅行しやすく、長期休みを利用してイタリアやフランスなどへ旅行している人が多かったです。私もドイツに2回行きました。持って行ったお金がたったの10万円だったので、もっと持っていけばよかったと後悔しました。20万あれば贅沢な暮らしができると思います。
海外で、自分の興味のあるものを見学して日本と比較できるのも留学の醍醐味です。私は「食品ロス問題」に興味があったので、その問題に取り組むビルバオという町に旅行し、「共有冷蔵庫」という取り組みを見てきました。卒業論文のテーマも食品ロスだったので、この情報を役立てることができました。
語学留学でしたが、長期期間を利用して自分の興味のあるテーマや分野にも触れることができました。
留学ストーリー~これなしで、私の留学語れない~
①サラゴサ大学特有の日本語ボランティア
サラゴサ大学へ交換留学に行く人は必ず、現地で日本語を学んでいるスペイン人の日本語学習サポートをします。具体的には日本語で会話をしたり、こちらがスペイン語で言った文章を日本語訳してもらったり、文化を教えたりします。週2の1時間だけですが、そこでたくさんのスペイン人とお友達になれるのでぜひ積極的に参加しましょう♪
②サラゴサの人は優しい!けど…
サラゴサの方たちは優しい人が多い印象でした。治安もかなりいいし、拙い日本語でも話をよく聞いてくれます。ただ治安がいいと言っても、私の友人2人が傘やスマホを盗られていたので油断は禁物だと思います。夜中に町を歩いていたら黒人の方が追いかけてきたり、(夜歩いてる自分が悪い)公園のベンチで座っていたら70歳くらいのおじいちゃんの家に連れていかれそうになったりしたことも。それと、ホームステイ先のファミリーと相性が合うかどうかは本当に運です。私の友人5人中4人がマザーとの相性が合わないせいでピソに引っ越していました。安全だけど気を緩めず、工夫して生活していました!
この先輩、今何してる?
2021年3月をもって神戸市外国語大学を卒業し、4月から農薬の会社で営業販売をします!
この会社は海外営業の部署があり、中南米で働ける可能性があります。留学で培った語学力やコミュニケーション能力を生かせる職場を選びました。
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最後にメッセージ!
昨今の新型コロナウイルスの影響で、留学に行きたくても行けない方が多いかと思います。「やっぱり海外に行かないと語学力は上がらない」と感じている人に、伝えたいことがあります。それは、「日本での勉強」と「スペインでの勉強」の違いは、「悔しいと思える回数が多いか少ないか」だということです。私は日本でスペイン語を勉強していても、あまり悔しい思いをしたことがありませんでした。会話の授業も、分からなければ日本語の分かる先生に日本語で聞けばいいし、スペイン語で話さなければいけない状況がなかったからです。だけどスペインでは、強制的にスペイン語を話さなければなりません。話がどうしても通じず「は?」の顔をされて悔しかったこと、どうしても単語が出てこなくて「この日本人、全然できないじゃん」みたいな顔をされて悔しかったこと、それがモチベーションになって勉強を続けられました。日本でたくさん「悔しい思い」をするには、オンラインでスペイン人の友人を作って定期的に話してみるとか、とにかく「絶対にスペイン語を話さなければならない状況に身を置くこと」が有効だと思います。日本にいながら語学学習、大変だけど一緒に頑張りましょう!
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