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この記事は2019‐2021年度入りゼミ生の意見を参考に作成しており、個人的な意見や年度によって異なる情報を含む可能性があります。最新情報は2022年度ゼミ募集要項をご確認いただくか教授・教務入試班にお問合せ下さい。
01.研究内容
社会的・文化的諸現象について人類学的方法による捉え方や理解の仕方について学び、これを元に考えることを主観とする。大きな枠組みではなく小規模なコミュニティ(町、村落など)や対面的場面などのミクロなレベルでの人々の実践に焦点を当て、そこからさまざまな現象に関する理解を深めると共に、理論化・概念化に結び付けていく。具体的には、開発や近代化、これらによる社会・文化的変化といったテーマを主に扱う。
02.授業について
授業の進め方
3回前期は、英語で書かれた人類学のテキストを輪読する。後期は、まず個人で興味のあることをプレゼンしたあと先生が用意したテキストの輪読をする。輪読の際は一人ひとり該当範囲があるのでそこを読み込んで日本語でレジュメを作り発表する。
オンライン授業の場合は..
基本先生と発表者がマイクオン、全員カメラオンで発表を聞く。よくわからなかったところ、日本人の常識じゃ理解に難しいところは先生がその都度丁寧に説明してくれる。聞き手も疑問点は進んで質問して良い。一人の発表が終わりその範囲での質問がなければ先生の簡単なコメントやまとめのあとすぐ次の発表者に移る。
受講時間
金曜3限
課題
レジュメ作りが大きな課題で、該当範囲を読んでから日本語で要約したレジュメをつくるため余裕を持つなら一週間程度時間は必要。徹夜すれば2,3日でも可能。発表当番じゃない週はその週進むページをさっと読んでくる。自分の発表は1ヶ月に一回程度。
教科書
3年前期は「Southeast Asian Perspectives on Power」という複数の人類学者によって執筆された民族誌を取り扱う。テーマは東南アジアにおける権力・力について魔力や呪術的な力、仏の加護などの事例を紹介している。英文のため読むのに時間はかかるが聞いたことのないような権力について学べて結構面白い。
03.卒論
必須。字数はまだ聞いていない。人類学的方法、人類学的視点に関わるものであればテーマは自由。
テーマに関しても相談に乗ってくれる。去年の先輩はジェンダーに関する論文があったと思う。
04.いいところ!
研究面
なかなか自分だけでは探せない面白い民族誌が読める。 人類学的な知見が広がるだけでなく英語の力もつく。
研究以外
みんな真面目で頑張り屋だから妥協せず自分も頑張れる。先生との距離が普段の講義より近く、実は結構親しみやすく面白い。ゼミ生にもよるが先生の人柄が好きで、教授として、人間として、尊敬できる。
05.ゼミの雰囲気!
コロナ前は石垣島でフィールドワークをやっていた。先生はお酒が好きらしい。(以前は飲み会も年一くらいであったかも)
いろんなキャラの人がいるが、ゼミの間では皆真面目。
06.選考内容、対策
面接のみ。志望動機、興味があることなどを聞かれる。談話に近く朗らかな雰囲気。
「社会人類学1、2」および「社会調査分析1」を履修済みであること、またはゼミとの並行履修が条件。
07.こんな人におススメのゼミです!
文化(社会)人類学に興味がある人!
フィールドワークをやってみたい人!
真面目で、まったりした雰囲気でやりたい人!
08.中田教授の研究分野はこちら!