この記事は2019年度入りのゼミ生の意見を参考に作成しており、個人的な意見や年度によって異なる情報を含む可能性があります。最新情報はゼミ募集要項をご確認いただくか教授・教務入試班にお問合せ下さい。
01.研究内容
言葉使い、ジェスチャー、目線、ためらい、それが使われた文脈なども含めて「ことば」を分析し、そこから発話意図、文化規範や社会的価値観を読み解く。漫画、ジョーク、映画、本の中で交わされている会話について深く考察する内容が多い
例)
・日英映画字幕の対照に見る文化的相違
・初対面の対話で褒めがどう用いられるか
・絵文字の使い方に関する研究
・SNSに関連する研究
・アメリカのスモールトークの研究
・黒人労働者階級と白人労働者階級のことばの覚え方の比較
・日本の中学生の人称代名詞の研究
ページコンテンツ
02.授業について
授業の進め方
①各自で事前にレポートを作成(テーマは先生と相談しながら、個人で興味のあることを選ぶ)
②毎週発表担当者を決める。担当でない他のゼミ生は事前に担当者のレポートを読んで、疑問点などを洗い出しておく
③ゼミ当日、全員でレポート内容についてディスカッション担当者がパワポを共有しながら発表。
④先生がコメントし、その後 他のゼミ生も加わりディスカッション。
受講時間
3年 金曜日4限
4年 金曜日5限
(2021年度の情報では金曜3限と書かれてます)
課題
自分が発表担当のときの準備/発表で扱われる論文を事前に読む(30分程度)
教科書の内容で興味を持ったところについて述べるレポート 30分くらい
教科書
3年『Living Language: In introduction to Linguistic Anthropology』
4年 『言語人類学への招待』
⋆毎年教科書は変わるので、あくまで一例です
オンライン授業について
毎授業2人ずつプレゼンし、先生がそれに解説を入れていく
03.卒論テーマ例
ネイティブスピーカーとそうでない人が話してるときのジェチャーが与える影響の分析
04.いいところ!
研究面
・身近な現象をテーマとして扱うところ。普段の何気ない会話のやりとりの中にも規則性が見えることがあって面白い!
・言葉が使われている背景や意図を改めて深く読み取ると、今まで気づきもしなかったことを知ることができる
・日本に住んでいたら考えられないような文化や、日本語の使い方から日本の文化の特徴などを知ることができる
研究以外
・ゼミ生の研究テーマが多様で面白い
・3年・4年かつ学部・二部の合同ゼミで、縦も横も仲がいいところ(学期が終わるごとにゼミメンバー+先生で打ち上げをよく開催していた。)
・先生が優しい
05.ゼミの雰囲気!
ゼミ生どうしの距離は近すぎず遠すぎず (年2回ゼミで飲みに行くくらいです)
わりとゆるい雰囲気
今年はオンラインで他大学の発表を聞いたり、交流会などがあった!
06.選考内容、対策
毎年人数に変動あり
興味のある本を1冊読んで自分の興味と合わせてまとめる
07.こんな人におススメのゼミです!
日常に関連する言語学やコミュニケーションに興味がある人!
会話のなされ方や言葉の裏に含意された意味などに興味がある人!
多様なテーマに触れてみたい人!
08.山口教授の研究分野はこちら!