この記事は2018-2020年度入りゼミ生の意見を参考に作成しており、個人的な意見や年度によって異なる情報を含む可能性があります。最新情報は2021年度ゼミ募集要項をご確認いただくか教授・教務入試班にお問合せ下さい。
目次
01.研究内容
ゼミ英語の英語名はpsycholinguistics (心理言語学)。心理言語学は人間しか持たない言語能力/言語習得についての研究する分野。
情報提供者の例:
ゼミでのテーマは「日本語話者に効率的な英語の身につけ方を探る」。3回生の時は和製英語に着目し、日本人はどのようにしてそれらを理解しているか考え、そしてその英語の捉え方は英語の学びに貢献しているのかなどを考えた。
オリジナルな和製英語も作り出し外大生に通じるかという実験も行った。(例:サービスエリア→⭕️/チャージエリア→?、レベルアップ→⭕️/フィーリングアップ→?)
4回生の今はどちらかというとパソコン重視の内容、つまりプログラミング的なことをしている。
コーパスという言語データを使って、それを分析をし表やグラフにまとめ日本人の英語習得について学んでいる。
分析を通して、どのような英語ミスが多いのか、なぜ起こってしまうのか、どうすればミスを減らせるのかなどの考えを膨らませ、新たな面から分析を始め言語習得についての理解を深めている。
✍編集者メモ✍
2020年度版ゼミ募集要項によると、人間が言語を習得する過程を心理学的に探究するとのことなので、テーマは「日本語話者の英語習得」に限らないかもしれない。詳細はゼミの先輩や教授に確かめてみるべし!
02.授業について
授業の進め方
・全員が課題として出された論文を読み、3人ぐらいで論文の要点をまとめたプレゼンをする。
・個人的にデータ分析を行う期間は、どのような分析をしたかとその結果をプレゼンする。
・先生のプレゼンや生徒のプレゼンの補足、Q&Aなど。
全て英語で行う。
オンライン授業の場合は..
画面共有でプレゼンをし、あとは他の授業のように(カメラオンで)対面でのQ&Aを行う。
受講時間
月曜5限(2部英米学科の情報提供者)
✍編集者メモ✍
2020年度ゼミ募集要項では、学部:月曜5限、第2部:木曜7限の開講となっていた。
ゼミ生の数により開講時間に若干の変更が生じることもあるので要注意!
課題
論文を読む(テスト前は出ない可能性も)
プレゼンの順番が回ってきたらプレゼン作成、データ分析
教科書
ゼミの教科書はなく、先生が課題として出す論文を読んでいく。
03.いいところ!
研究面
私たちは当たり前に言語を話したり、学んだりしている。しかし、その裏では色んな心理や思考が働いていて、そのプロセスを考えるのが楽しい。
また、データ処理のスキルをつけながら心理言語学を学べるため一石二鳥!
研究以外
先生は本当に優しい。
2019年度から開講されたゼミで最初は先生と一緒に相談しながら進めてきた。対面の時はお菓子をつまみながらすることも。
卒論のサポートも手厚くしてくれる。今はオンラインのため二期生とたくさん関わることは難しいが、皆で頑張っている。
04.ゼミの雰囲気!
ゼミの雰囲気はその代によって違う。2019年度は3人だけだったのでとても仲が良く楽しくゼミに参加することができた。
次の年は倍の6人ぐらいが入り、かつオンラインで交流が少ない分関係を築きにくそうだったが、わからないところはお互いしっかり聞ける仲にはなっている。
合宿はないが、提案すれば先生はOKするだろう。
05.選考内容、対策
面接あり
06.F.Chang教授の研究分野はこちら!
英米学科兼第二部英米英語学・英語研究コース教員ゼミ F.Chang 教授