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1週間お疲れさまでした~!インタビューの金曜日です🌙
だんだん暑くなってきましたね🥵
ミニ扇風機の解禁は近い。
今回は神戸の下町グルメ(大衆食堂、大衆酒場、喫茶店)ライターやメディア出演をされていた経歴を持ち、現在もWebサイトでの執筆のかたわら外大に通われている
第2部英米学科2年の芝田さんにインタビュー。
純喫茶めぐりが趣味のカフプラメンバーこあらが、
喫茶店取材のあれこれや芝田さんが「下町」にこだわる理由などをお聞きしました✨
ページコンテンツ
芝田さんの経歴をざっくりご紹介📑
・東京にある国立理工系大学院を出て、
製造業の鐘紡(KANEBO)に就職。
コンピュータのプログラミング技術を学ぶ。
・10年過ぎて退職し、フリーランスの道へ。
・仕事も少なくなり、大学(情報)、高専(電気工学・
数学)の非常勤の仕事にシフト。
・同時期にコンピュータ書籍の執筆、
さらに下町グルメの書籍の執筆も始める。
・ホームページは独自ドメインを取得して
1996年から開設する。
・2016年、非常勤を辞職。
昔出した「神戸立ち呑み巡礼」復刻版を出版。
写真展なども始め、高い評判を得る。
こあら
では、外大に入学しようと思ったきっかけとは?
元の会社の同僚が大学院で学び直しているという話を聞きまして、私も社会貢献※は十分やってきたので、もういいんじゃないかと思って。
芝田さん
今度は教える立場から教わる立場になってもいいかと思って来ています。
芝田さん
退職後の生き方として、趣味に生きる・ボランティアに生きる・ゲートボールをやる・朝から立ち呑みに行くなど選択肢は色々ありますが、ゲートボールはいくら何でも悲しいでしょ(笑)
芝田さん
こあら
そうかもしれません…!?😂
販売した下町グルメ本は全12冊!
インターネット専門書
→グルメスポット紹介へ
こあら
最初はコンピュータ関係の本を出版されてたんですね👀
大学図書館にもいくつか置いてくれてますが、出版から20年位経ちますね。
芝田さん
こあら
グルメ本を執筆しだしたそもそものきっかけは何ですか?
もともとコンピュータの書籍を出版しておりましたが、世の中にパソコンが普及するとともに、コンピュータ書籍の販売にかげりが出てきて、企画が通りにくくなりました。
芝田さん
そのころホームページに仕事帰りに立ち寄った店のグルメ情報を載せていました。それを本にしたらどうかなと、出版社に話を持ち込んだのがきっかけです。
芝田さん
当時、高級店を紹介するような本はあったんですが、庶民が気軽に行けるようなお店を集めた本というのはほとんどなかったんですね。
芝田さん
それで売れました(笑)
芝田さん
こあら
なるほど‥!
神戸のグルメ本の中でも斬新だったんですね!!
神戸のグルメ本の中でも斬新だったんですね!!
立ち呑み屋の本を出したのが始まりですね。
芝田さん
こあら
他の記事で知ったのですが、これは自費で出版されたとか?
そうです。これも人気を博しましてね。
芝田さん
神戸新聞に記事を出してもらって、その後知り合いの若い店主の書店に置いてもらって、2週間で700冊くらい売れましたね。
芝田さん
こあら
700冊も!!
酒屋の立ち呑み(角打ち)は文化であるという主張を理解をしていただき、兵庫県芸術文化活動支援事業の助成を受けて「神戸立ち呑み巡礼」の初版を発行したのが二〇〇六年三月のこと
引用元:神戸立ち呑み巡礼
引用元:神戸立ち呑み巡礼
こあら
用語集も載せてるんですね。「角打ち」という言葉、初めて知りました!👀
酒屋の一角を飲酒スペースとして仕切って立ち飲みすることを指します。さらに、酒屋での立ち呑みに限らず、立ち呑み居酒屋で酒を飲むことを角打ちと呼ぶ場合もあり、広い意味で用いられています。 引用元:朝日酒造
次にこれを出して。
芝田さん
昔写真展もしたので、中央区から西と東で分けてそこで販売する写真集も作りました。消えちゃったお店もありますけど、ほとんど残っていますね。
芝田さん
神戸新聞から6冊、自費出版が3冊、写真集が3冊、合計12冊になります。
芝田さん
惜しくも閉店するときには
どこか閉店するときはそこの写真を1冊の本にして、そこの店主さんに差し上げることもしてましたね。
芝田さん
今はしんどいのでしてないですけどね。神戸新聞さんに最後取材をお願いして、その記事も挟んだりしてね。
芝田さん
こあら
うわ~閉店前の記録って貴重ですね…🥹
そうなんですよ。お店の方は毎日が忙しいから。写真を撮るとかそんなことはされてないから。
芝田さん
このハトヤさんは喜んでいただきましたね。最後の日に行ったら、常連の方が花束を持ってね。
芝田さん
こあら
閉まる前に芝田さんが撮影した写真集をプレゼントするなんて素敵です。
閉店するのが、分かってたからいいですね。いつの間に閉まっているとかね。誰かがTwitterに呟いているのをみて気が付いたとかもありますよね。
芝田さん
芝田さんと喫茶店☕
「取材OK貰えたら、本は出来たようなもんですよ。」
こあら
店主の方に取材のアポを取られると思いますが、すんなり行くものですか?
最初はこういうサンプル(著書)が無いから、説得するのが難しかったですね。
芝田さん
あと一眼レフ持っていくのも大事です。20年ほど前を想像してみてください。当時のCASIOのデジカメを持っていても、誰も信用しないですね。
芝田さん
私が取材していた店はメディアに出ないような所だったので。
芝田さん
こあら
なるほど。怪しまれるか…🤔
OKもらった次の日に電話で白紙にされた事もありましたね!
芝田さん
こあら
えー!一回了承得てるのにそんなこともあるんですね!😮
僕が書きだしたころは喫茶店で写真撮ってる人もそんな居なかったし、店内でフラッシュ焚くから、お店にいちいち許可取ってましたね。今は皆撮れるようになったけどね。時代は変わりましたね~。
芝田さん
こあら
やっぱり何度も通われたんですか?
そうですね。そうして取材許可を得たお店もありますね。
芝田さん
取材許可が下りても…
そのお店に有名な方とかが来たことがあったら、そのエピソードを書いたりもするんですね。
芝田さん
でもたまに、そんなことを売りにして書くなって言われるんですよ。店主のブログには有名人が来た事を書いてるんですけど、私なんかが書くなとおっしゃってね。
芝田さん
また個人のブログに記録付けるのはいいけど、商売でやってる本には書くなという方も居ました。
芝田さん
こあら
マスターにも色々思うところがあるのでしょうか…
その喫茶店と仲良しのお客さんの名前を出すのもダメって頑なに断られましたね。そんな時もありますよ!
芝田さん
こあら
なかなか上手くいくというわけではないんですね😖
怖い親父さんだったら注文しても出てこないんですね。まだですか?と聞いたら怒られるので、もう1度注文するんです。
芝田さん
こあら
まるで1回目かのように?😂
そうなんです。怒られてしまうんでね。
芝田さん
それでも取材OK貰えたら、もう本は出来たようなもんですよ。
芝田さん
喫茶店の顔は店主にあり
こあら
芝田さんにとっての純喫茶の楽しみ方や魅力は、お店の人とのコミュニケーションとか、マスターに会いに行くことですか?
そうです!大きいお店は、そこの人とあまり話せないからダメなんですけど、
芝田さん
家族でやられている小さなお店で、楽しまれているお店が良いんですよね。マスターのこだわりとか、たたずまいが好きですね。
芝田さん
こあら
芝田さんが取材を受けられた他メディアの記事も拝見しました!
こあら
そこでよく「古いお店にはできるだけ早く行っておいた方が良い」とおっしゃってますよね。芝田さんが言うことで説得力が増します。
そうですね。いつ畳んでしまうか分からないから。
芝田さん
店主が変わっちゃったら、もうそこに行かなくなります。そのお店の魅力である店主がいるから行くんです。
芝田さん
必ず頼むメニューは?
こあら
喫茶店や大衆食堂のメニューでこれだけは必ず頼むというものはありますか?
喫茶店だと一番多いのはコーヒーですね。値段が安定してますからね。あとはレモンスカッシュとか。
芝田さん
それかこの店ならホットケーキ、というように。
芝田さん
こあら
お店の名物ということですね。
元町にサントスという店があります。それから新開地に行くと、コーヒの店アキラという店があるんですけどね…。
芝田さん
アキラさんは銅板で焼いていて、サントスさんは鉄板なんですね。あれが味に影響あるのかどうかは、正直分からない(笑)
芝田さん
食堂だと「皆様食堂」というのがあるんですけど。ここはオムレツと豚汁とご飯ですね。だいたいそれを注文します。それから裏メニューでオムライスなんかありましたからね。
芝田さん
こあら
裏メニュー!(さすが、ご存じなんですね…)
ネットで出てるような所だったら、事前にリサーチして行きますけどね。
芝田さん
執筆する上で心掛けていること
~『神戸ぶらり下町グルメ』を見ながら~
こあら
改めて読むと、下町グルメも様々なんですね~大衆食堂から純ロシア料理店まで取り上げてあって。
この手の本はお店のジャンルがごちゃまぜなんですよ。
芝田さん
あと、お店までの行き道を書いてましたね。ミシュランとかだったら、200文字程度に写真が3枚程度なんですけど、店の歴史も名前も書いていないんですよ。
芝田さん
こあら
確かに!この情報量…店の歴史も含めて、店主の方の写真とかもあって内容が深いです。
あまり知られていないお店を載せるのが、私の中では価値があると思いますね。
芝田さん
こあら
メニュー1つとっても美味しそうな状況が伝わります。言葉選びに注意していることもありますか?
変なこと書けませんよね(笑)。持ち上げる必要もさらさらないけど。つまり、私が気に入ったことを書くようにしていますね。
芝田さん
こあら
お店を訪れる時に、メニューだけじゃなくて、内観だとか、外の看板にも注目されてて。
看板だけ並べたページもありますね。
芝田さん
こあら
細かいところも含めて愛されているなと思いますね。
そうです。お店には愛情を注ぐという。そういう書き方をしているから、私の文章読んだ時に温かい感じがしましたと言ってくれる人も居たな。
芝田さん
こあら
人と人との繋がりがどの場面にもキーワードになってきますね✨
神戸の「下町」の良さを受け継ぎたい
こあら
下町グルメのお店、神戸だけだと何店舗訪れてますか?
1000店舗はいっているんじゃないですか。
芝田さん
こあら
しかもお店の表面的なことだけではなく、そのお店の歴史やエピソードごと知るという…!
知れば知るほど面白いですね。
芝田さん
こあら
神戸のよくあるイメージで、例えば港町らしいおしゃれさとか西洋風情とかが浮かびますが…
こあら
芝田さんは神戸の下町らしさを発信していますよね。
神戸がお洒落というのは否定しませんけど、そういう文化だけじゃないんですよと。兵庫、長田の下町にこそ本当の神戸があると思っています。
芝田さん
本を出版した当時、神戸は高級店しか取材されていなかったから、下町の方にも素敵なお店があると注目されましたね。
芝田さん
同じ神戸に住んでいても、こんな喫茶店知らなかったっておっしゃる方が多かったですね。
芝田さん
ミックスジュースの話をすると、
芝田さん
神戸で一番初めに出したのは、多分ここ(インタビュー場所の喫茶ボントン)ですね。
芝田さん
ここは昭和50年に出来て。元々兵庫区役所が新開地の上の方にあって、ここも同じ兵庫区にありました。区役所の方がよく店に来てね。区役所が三宮に移転すると共に、この店も来たんですよね。
芝田さん
それで役所の人が「ボントン」という名前を付けてくれたんですよ。そういう歴史があるんですけどね。
芝田さん
こあら
そうだったんですね……!!
そういうことはネットに載っていなくても、私はたくさん知っていますから。今のうちに次の世代に伝授しないとね。
芝田さん
現在の活動内容とは!今も開拓中?
こあら
こういう本の執筆からもう二十年以上経ってますよね。もうほぼ知り尽くしているといっても…?
そうテレビでもね、関ジャニ∞が深夜にやっていたどっかの店を探検するという番組でね、私がその店を選びました。神戸グルメを知り尽くした芝田さんという形で紹介してくれたこともありましたね。
芝田さん
それからアサヒビールさんの兵庫グルメ特集というサイトがあって。私が監修っちゅうことで。
芝田さん
あとは酒噺というサイト上では私が案内人ということで。今も続いてやっているんですよ。
芝田さん
こあら
そうなんですね📝
今執筆はほとんどしていないですが、ブログは時々書いてますね。文章書かないとね、英語と同じでダメになっちゃう気がしてね。
芝田さん
こあら
なるほど~。でも変わらず下町のお店には訪れてますよね。
新しい所を発掘しようとはもう思わないですね。過去に行ったお店にもう一回挨拶をしに行っている。今日行ったお店もそうですね。2階に行ったらまだ本を店に置いてくれていました。それで赤だしをサービスしてくれました(笑)
芝田さん
こあら
そういう関わりって温かみがあっていいですね😊
そうそう、店主さんのお人柄ですね。喜んでくれて。いつまでも覚えてくれて。
芝田さん
こあら
多分私が知らないだけで、大学には純喫茶や大衆食堂など下町グルメ好きの方がもっと居ると思います。今パイオニアの芝田さんが外大にいるということをぜひ広めたいですね。
こあら
最後に、同じ外大生に向けてメッセージなどあれば…!
わたしの著書を読んで、神戸の魅力を発見してください。そして(何人かの人は)神戸を離れずに、神戸で起業して、神戸の魅力を発信して欲しいですね。
芝田さん
こあら
ありがとうございました!!
芝田さんのブログなどはこちら📢
・ブログ「MSHIBATAの外大便り」
・個人サイト
・宝酒造 酒噺
最後に…
ここまで読んでいただきありがとうございました!🥹
KCUFSプラスの運営する当サイトKCUFS+では、これからも様々な活動に取り組む外大生のインタビュー記事を掲載していきます!
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