【留学】ケニアでお祭り開催!国際関係学科1回生小西将輝さんにインタビュー!Part2

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皆さんこんばんは!月曜日といえば留学記事🛫

今回は前回に引き続き、夏休みにケニアを訪れ小学校と孤児院で日本のお祭りを開催した国際関係学科1回生の小西さんへのインタビューpart2の記事となっております🙂
🌟前回の記事はこちらから🌟

ケニアで主催したお祭りの思い出やそこからの学び、これからの計画などのついて沢山お話しして頂きました!✨
インタビュアー:おだりょー

ケニアで主催した日本のお祭り!

なぜ?どうやって?

おだりょー
おだりょー
具体的にケニアでは何をされたんですか?
一番大きいので言うと、日本のお祭りをしました。小学校と孤児院でそれぞれ開催したんですけど、それが一番大きなイベントですね!
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
イベントの企画とか設営は小西さんが先頭に立ってやられたんですよね。
助けてもらうこともあったんですけど、団体の方針としてはインターンやボランティアで来た人たちは自分のやりたいことをやるというもので、手助けが必要なら協力するという感じだったので、基本的には自分でしました。
小西さん
小西さん
でもやっぱりケニアや小学校・孤児院の勝手が分からないので、そこはめちゃくちゃ協力していただきました!当日もスタッフとしてボランティアの方や職員さんに手伝ってもらいながらなんとかって言う感じでしたね。
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
いい団体ですね、自分のやりたいことが出来るって。
おだりょー
おだりょー
もともとこういうイベントがしたかったんですか?
イベント自体はしようと思って行ったんですけど実際に行ってから自分に出来ることは何か、自分の目で見て考えてからにしようと思ってたので、しばらく過ごしてみてお祭りかなと考えたんです!
小西さん
小西さん

お祭りの内容は…

おだりょー
おだりょー
どんな祭りをされたんですか?
内容としては、輪投げ、射的、くじ引き、後はかけっこや体動かすことだとか
小西さん
小西さん

お祭りの出し物(迷路)

おだりょー
おだりょー
どのくらい参加したんですか?
孤児院の方は、大体20人くらいですね!小学校の方がめちゃめちゃ多くて、もうわかんないですね笑200くらいやと思います。
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
企画から準備まではどれくらいかかりましたか?
2週間半くらいですかね。そんなにやることは多くなかったんですけど、僕が子供と遊んだりとか街に出たりとかをしすぎたので、少し時間がかかりすぎました笑
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
子供との触れ合いがしたかったんですね!
そうですね。小学校の敷地の隣に住んでいて、小学校の中のオフィスで作業をしていたので、授業が終わったら子供が出てきて、サッカーや野球をしてました!
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
インスタも見て思ってたんですけどフレンドリーな方なんですね笑うらやましいです

ケニア大統領選挙の様子…?!

おだりょー
おだりょー
やっぱりコロナに関して、ケニアでの制限はありましたか?
コロナというかは、5年に一回の大統領選挙がありまして、選挙のせいでデモが起こったりで…。選挙の投票の前日にケニアに着いたので結構沸いていて、発表直後に一番激しいデモが起こりました。めちゃめちゃ拮抗してて、そのせいで最初の一週間は子供が学校に来れないっていう状況でしたね…
小西さん
小西さん
子供達に会えない間は色んなところをまわったりして楽しんで、よかったんですけど、もったいなかったかなとも思います。でも逆に選挙前の緊張感は感じられたのでそれはそれでよかったかなと思います。
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
なかなか貴重な体験ですね。デモがあると、治安とかも怖いですよね?
怖かったんですけど、たまたま僕がいた地域が支持している方が勝ったので安全でした。逆の地域はめちゃくちゃあれてて、、
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
その後の生活が一変してたかもしれなかったんですね…

学び ー景品から見る貧困の実態ー

おだりょー
おだりょー
では次に、ケニアに行った感想を教えてください!
そうですね、、人が死んでしまったところを見たり、結構色々あったんですけど、一番記憶に残っているのはお祭りでの出来事ですね。前提が結構ややこしいんですけど、その団体が経営してるのが孤児院と小学校なんですよ。で、小学校の方は、結構進学校で私立の学校なんです。だから、お金持ちの子供が来るんですね。もう一つの孤児院の方は全然違う街にあって、エイズで両親を亡くして親戚にも身寄りがないような子供たちがいるところなんです。
小西さん
小西さん
僕はどちらにも行ったんですけど、子供達は「アジア人ってお金持ってて、ボランティアで僕たちを助けに来てるんだろうな」という価値観で僕たちを見てるので、誘ったら一緒に遊んでくれるし、授業も教えてもらえるし、お菓子くれたりっていうのが結構当たり前で。
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
ほうほう…
で、小学校でお祭りをしたときに、ゲームごとに景品があって一人一回やってもらうんですけど、全部終わっても「もう一回!」みたいなのをめっちゃ言われて。「お菓子もうないよ」って言っても「もう一回もう一回」って求めてくるんですよ。次の日も、また「お菓子ちょうだいよ」と。「いやお祭りで全部使ったからもうないよ」と言ったら、「えー」っていう感じなんですよね。
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
なるほど、言ったらまたもらえると思っちゃってるんですかね。
その時は、お金持ちなんやから家帰ったらあるやろみたいな風に僕は思ってたんですよ。
小西さん
小西さん
それでその後孤児院にお祭りをしに行くと、「もう一回」だとか、「お菓子ちょうだい」だとか、一言も言われなかったんです!それが結構僕はびっくりして。普通に考えたら、私立の小学生の子達よりも全然貧しくて、状況的にはよくないのにちょうだいって言ってこないんだ…って。
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
確かに驚きますね
そのとき思ったのは、小学生達は、お金持ちで豊かさを知っているからこそそういう欲求が出てくると思うんですね。豊かさを知ってるから、より求めるというか。
小西さん
小西さん
もうすごいんですよ小学生達。BTSって知ってる?俺ライブ行ったことあるよ。みたいな。うそやん!まじか!ってなって笑 孤児院の子達はスマホもないですし情報がまずないので、BTSも知らないしK-popも知らないし韓国も知ってるかどうかってところで。そういうのに触れてないんで、多くを求めないんだなと思って。知ってるものが違うから捉えるものが違うんだなとすごく思って。
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
知ってるものが違うと捉え方も変わる、、気づかされますね。
そのあとにあったのが、お菓子の景品にも予算を買うにあたって、一等が300円、二等が100円、その下は50円、3円、っていう風に、小学生に合わせてお菓子の値段を設定してたんですよ。
小西さん
小西さん
孤児院でも同じようにしようと思ってたら、その施設のお母さん的な方が、「子供達は普段お菓子なんか食べないし、たまにあげるとしても一枚5円くらいのクッキーなの。それでもめちゃめちゃ喜ぶの。だから300円のお菓子なんかあげたら、めちゃくちゃ盛り上がるけど、その子達は次いつそんなものを食べられるか分からない。ここにあるから渡せばいいってもんじゃないよ」っていう風に言われて。たしかになって思ったんですよ。
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
たしかに、、深い…
なら、50円のものを一等にして10円のものを二等にしてってしようと思ったんですけど、それってすごい僕の中で違和感があって。お金持ちの小学生には高い景品をあげて、孤児院の子達には安いお菓子をあげる格差を強調した祭りになるじゃないですか。その差を、自分が生み出してるんじゃないかって葛藤があって。
小西さん
小西さん
結局孤児院の子達のお菓子のグレードを下げてもめちゃくちゃ盛り上がったので、まあよかったんですけど、それで元々買ってた高いお菓子は小学生達に流れるじゃないですか。喜んでたからいいかなとは思うんですけど、結構そこは未だに考えますね…。
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
難しいですよね…こっちが善意としてあげてるものでも向こうにとってはね
安いお菓子をあげてもすごい喜ぶんですけど、僕らが違うものをあげて区別してしまうと、それはその差を認めてることになりますよね。でも小学生と同じものを与えて豊かさを教えてしまうことで、逆に普段もらえるお菓子を安く感じると、心が貧しくなったりするじゃないですか。そこで真理にたどり着いた気がして。
小西さん
小西さん
日本人でも、自分より稼いでる人が居るとうらやましいじゃないですか。実際生活できてるのに、満ち足りないわけです。でも今回その下の下の下の下を見ましたね。根底にあるものを見た気がしました。
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
たしかに。その貧しさを体験してないからなんとも言いがたいですけど、そのお菓子の価値を知ってしまうとつらいですよね。

次はカンボジアへ?!

おだりょー
おだりょー
では最後に、同じカフプラメンバーから聞いたんですけど、カンボジアに行かれるんですか?
そうですね、次行こうと思ってますね!
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
なぜカンボジアに
たまたまアジアを回りたいと前々から思ってて!東南アジアをバックパックするついでにどこか行こうかなって考えてたときに、本で『カンボジア孤児院ビジネス』というものに出会ったんです。それが全然自分の思ってたシステムじゃなくて、、NGOというか孤児院の裏側じゃないですけど、すごいのぞいてしまった気分になって、実際はどうなんだろうって思ったんです。他の国でも全然よかったんですけど、一回それを知ってしまったらもうカンボジアに行くしかないかなと笑
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
カンボジアでもまたこういったイベントをされる予定ですか?
出来たらしようかなと思ってるんですけど、まだ未定ですね。バックパックをしたいので、カンボジアの周りの、タイ、ベトナム、ラオスとかも回りたいんですよ。ただ金欠で笑 
小西さん
小西さん
おだりょー
おだりょー
費用はかかりますよね笑
おだりょー
おだりょー
ぜひまたカンボジアで経験したことも聞かせてください!今日は貴重な話を聞かせていただいて本当にありがとうございました!
僕も振り返って色々考えるきっかけになりました!
ありがとうございました!
小西さん
小西さん

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました!
小西さんへのインタビューは以上になります!日本にいるだけでは感じられない貴重な体験談を沢山語って頂くことが出来ました✨🙂
📢ケニアでの様子も掲載中!小西さんのInstagramこちらから!!

 

やっぱ留学してぇ..と思った方は是非こちらのリアルタイム留学体験記もご覧下さいね💞

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