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こんにちは!KCUFSプラスです!
『リアルタイム留学体験記』はみなさんに留学生の今を知ってもらうため、月ごとのレポートをお届けする企画です✉🕊
- 今月(10月)の感想
- 来月(11月)の予定
- ハロウィンには何かしましたか?
- スマホ事情を教えてください(キャリアはどこか、本体を現地調達したか、など)
- 留学前にしておけば良かったと思ったことはありますか?
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留学者のプロフィール
■名前
Chisa
■学科/学年
英米学科/3年
■留学形態
日本語ALTとしてボランティア
■留学期間
2025年2月~2025年12月
リアルタイムレポート
■今月(10月)の感想
このALTプログラムで担った一番大きな役割のひとつである、Yr 12のOral Examを終えました。ハプニングもあり、直前まで不安もつきまといましたが、ひとまず、全員が元気に試験会場にやってきて、無事に試験を終えられました。試験の前に、メッセージを書いたKitKatを渡して、試験の前にゲン担ぎで食べる子もいれば、Reward にする!と残しておく子もいて、なんとかリラックスして、会場に送り込めるように全力を尽くしました。Enjoy!と言って送り出しました。これはわたしの、ここ一年だけでなく人生通してのモットーみたいなものです。楽しんでいれば、満足のいく結果はついてくるのかなと、これまでの人生経験から思っています。会場から出てくる子どもたちの表情は、様々でしたが、この一年間、いろいろなプレッシャーに耐えて頑張った生徒たちを誇りに思います。みんな、お疲れさまでした!よくがんばりました〜☺️ この試験の前後で、子どもたちからたくさんの感謝の言葉をもらいました。試験本番の2日前、ひとりの生徒と練習をしていたときに、「ChisaはすごくGivingだね」と言ってもらいました。この瞬間、今まで8か月してきたことが全部報われたような気がして涙が出そうでした。
このプログラムの初めの頃は、こちらに来て何も役に立てていないと悩んでいたので、この言葉はすごくわたしにとって意味がありました。単純にうれしいって感情だけではなく、安心も正直ありました。そして試験の次の日、通常の日本語の授業で、「ちさがレッスンたくさんしてくれた!ありがとうちさ〜!」と手でハート🫶🏻を作ってたくさん愛を送ってくれました💘 先生も、「ちさに拍手👏🏻」と、なぜか一番頑張った生徒たち本人から感謝の拍手をいただき、わたしも盛大な拍手を送り返しました🥲 心が暖かくなって、先生の仕事っていいなと思った瞬間でした。Yr 12 Celebration Day (卒業式とは少し違うけど、12年生のお祝いをする日、12年生だけお祭りムードな日)には、生徒数人が制服にメッセージ書いて~と来てくれました🥲
彼女たちの新たな人生の一歩がいいものになりますように。
Oral Exam が終わった週末に、月曜日を一日オフにしていただいて、ひとりでアデレードに行ってきました!アデレードは州都でありながら、いい意味で都会っぽくなくて、暖かい雰囲気の街でした。オーストラリアで有名な高級チョコや、世界中で販売されているジャムの本店、ファクトリーがあるのもSouth Australia です。美食の街かもしれません。
1日目はまずアデレードとはどんなところなのか知るために、シティーを歩き回りました。今回の旅の一番のお目当ては、アデレードからバスで1時間ほど郊外に行ったところにある、Hahndorf という街です。名前が少しヒントかもしれませんが、オーストラリア最古のドイツ街です。Hahndorf をひとことで言うと、「かわいい💝おいしい🤤」でした。ドイツのクリスマスマーケット風の小さなお店はとってもかわいくて、しあわせな気分に包まれました。ランチにはソーセージ🌭とビール🍺をいただきました。そのあと、お腹いっぱいなのに、Belgium hot chocolate って書いてある看板に吸い込まれて買ったホットチョコレート☕️は、人生で一番おいしくて、自分の語彙力では表せないくらい感激しました。作り方を聞けばよかったです。そのあとは、毎回の旅行恒例の、ビーチに行きました。海なし県で育ち、今も海から遠いバララットに住んでいるため、ビーチや海にとんでもなく魅力を感じます🏖️海音を聞いて座っているだけでもいいし、音楽を聴きながら海沿いを歩いているのも気分が晴れます。
最終日はPort Adelaide という中心部からは少し離れた港町に行き、素敵な街並みを楽しみました。
■来月(11月)の予定
Yr 10・11の授業が終わります。来年も日本語を継続する生徒は、Orientationに参加するため、もう少し会う機会がありますが、これで授業で会えるのは最後になる子どももいます。高学年なので、かかわりの多かった子どもたちです。
Yr 10は、学年の初めのころはひらがなも怪しい子どももいて、授業スタイルも厳しい先生で、初めて授業に入った日の日記には、生徒の実力と先生の授業内容の難易度の差から、「課題がありそう」と書いていました。そんな生徒たちも、先生の厳しい指導で、かなり実力をつけて、今では楽しそうに授業に参加しています。立場上、サポートが必要な生徒とかかわることが多かったので、その過程でたくさんコミュニケーションを取った子どももいます。そんな子どもたちとの最後の授業は寂しい気持ちもありますが、日本語の学習がいい思い出になっていればうれしいです。そして、継続を決めてくれた生徒には感謝と激励の気持ちでいっぱいです。
Yr 12 は授業はすでに終了しましたが、最後のWritten examがあるため、最後まで全力でサポートしたいです☺️
■ハロウィンには何かしましたか?
実は、オーストラリアでは伝統的にはハロウィンをあまり祝いません。北半球では、夏が終わり冬に向かっていく季節なので、ハロウィンの暗い、怖いコンセプトと合いますが、こちら南半球では、やっと長い冬が終わって、これから夏に向かっていく、すごく明るくて心地いい季節です。なので、ハロウィンのコンセプト自体があまり季節とマッチしないという特徴があります!
一応、家の周りではハロウィンの装飾をした家や、仮装をした子どもたちがお菓子を集めて歩いているところを見ました!🎃 犬を散歩させていたときに、その子どもたちを見たので、犬がものすごく怖がって動揺していました。
■スマホ事情を教えてください(キャリアはどこか、本体を現地調達したか、など)
現地でSIMカードを新たに買いました。空港ではフリーWi-Fiを使ったり、迎えに来てくださった上司の先生のスマホのホットスポットを使わせていただいたりしました。空港のフリーWi-Fiは少し弱いこともあるので、現地に着いてすぐに誰かと連絡を取らないといけない場合は、eSIMを使うのもひとつの手段だと思います!短期滞在の場合もeSIMが便利かもしれません👌🏻
キャリアに関して、オーストラリアの場合は、ALDImobileのSIMカードが一番お手頃価格でデータ量もちょうどいいと思います!
余談ですが、日本以外でLINEは基本的に普及していないので、誰もLINEを使いません。なので、オーストラリアの知り合いとはInstagram, WhatsApp, Messanger (Facebook) でチャットをして、電話はお互いの電話番号にかける、割とモダンじゃない方法を使います。知り合って1日目に(なんなら待ち合わせの前に)電話番号を教えてもらうこともあります。電話番号を教えることにあまりためらいがない気がします。(日本では、友だちだとお互いに電話番号なんて知らないですね、家族の電話番号を知っているくらいではないでしょうか。)オーストラリア人の上司の先生は、「LINEは革命だ」とか言ってLINEを使っています。たしかにチャットと電話に特化していてシンプルで便利ですよね。
■留学前にしておけば良かったと思ったことはありますか?
個人的には特にありません。
すごく些細なことですが、今となっては、IELTSのテキストを買って持ってこればよかったなとは思います…笑 滞在中にできた新たな目標のための勉強なので、予測はできませんでしたが…😓
一般論としては、英語(渡航先の国の言語)でコミュニケーションをとれるようになっておくことは大事だと思います。「コミュニケーション」と書いたのは、話すだけでなく聞くこともできるようになっておくべきだからです。意外と、リスニングのスキルのほうが大事かもしれません。わたしのプログラムは学校現場なので、子どもとかかわることが多く、英語がうまく話せないとそもそも指示が通らないし、子どもたちになめられます。また、ほかの人の話ですが、英語がうまく話せないというその人本人の責任なのに、話が通じなくてイライラしてヒートアップして、逆効果になっているなと思う状況を見ることもあります。ゆっくり相手の話を聞いて、対話ができるように、心に余裕を持っておくことが大切だと思います。
以上、10月のリアルタイム留学体験記でした!
協力者の皆様、レポートのご提供ありがとうございました!
今月も読んでいて楽しくなるレポートでした✨
滞在期間は2か月を切ったそうです。お別れの時期が近づいていますね……。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
引き続き留学体験記を掲載していきます!お楽しみに💖
ロシア語をやったり、フォントで遊んだりする傍らでプログラミングをしています。なやみのないやつです。
性格はとてもいい。











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