リアルタイム留学体験記!!7・8月分【前編】

こんにちは!KCUFSプラスです!

『リアルタイム留学体験記』はみなさんに留学生の今を知ってもらうため、留学をされている方に頂いた月ごとのレポートをお届けする企画です✉🕊

今回は、【オーストラリア】【マルタ】【スペイン】に留学中の3名に、今月のレポート、来月の予定に加え

・留学先で具合が悪くなり病院に行ったことはありますか?そのとき大変だったことはありますか?
・夏のイベントやお祭り、おすすめの料理はありますか?
・現地での服装や、日本との服装の違いがあれば教えてください

 を聞きました!⭐️

現在も協力者を募集中です!この夏秋から留学予定の方でもOK!応募はこちらのフォームから!

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オーストラリアオーストラリアマルタスペイン

留学者のプロフィール

■名前
もえぴ
■学科/学年
英米学科/3年
■学校名
Lexis English Brisbane
■留学形態
自費留学、休学留学
■留学期間
2022/4/4〜2022/9/10 伸びる可能性あり

リアルタイムレポート

■7・8月の感想

7月にはアルバイトをもう一つゲットして、掛け持ちすることになりました!前まではお寿司屋さんで働いていましたが、新しく餃子メインの日本料理店でも働き始めました。従業員の半分くらいは日本人ですが、他にタイ人や中国人もいるのでお店では基本英語で話しています。日本のレストランとは違って、お客さんとたくさん話せたり雰囲気も緩いので私自身に合っていてとっても楽しんで働いています!!

8月には1週間のホリデーを取って、Noosaに行きました!ホエールウォッチングを人生で初めて体験してきましたが、思っていたよりはるかに距離が近く、迫力満点でした!!ラッキーなことに私たちのボートからはイルカも何頭か見ることができたので、とても充実した旅になりました。

■来月・今後の予定

9/3にはブリスベン市内で大きなフェスティバルがあり、夜には川沿いで花火があがります。ブリスベンではベスト3に入るほど大きなイベントなのでワクワクしています!

もうすぐ語学学校を卒業しますが、その前にIELTSを現地で受けて帰ろうと思っています。卒業後は、帰国まで1ヶ月ほどあるのでシドニーとメルボルン、ケアンズに寄って観光する予定です。予定もだんだん決まってきたので、楽しみです!!

 ■留学先で具合が悪くなり病院に行ったことはありますか?そのとき大変だったことはありますか?

私自身が体調を崩したことはあまりありませんが、友達がコロナにかかったときには抗原検査をしました。検査キットは薬局ですぐに買え、鼻の奥部分と唾液で検査するタイプがありました。

また、他の友達が肌の調子が悪かったり、病院に行くことがありましたがブリスベンには日本語で対応してくれる病院があるみたいなので、特に困ったということは聞きませんでした!

ただ、一つ言えるのは風邪薬や胃腸薬など一通りの薬は持っていくべきだと思います!!!!!(必要)

 

 ■夏のイベントやお祭り、おすすめの料理はありますか?

8月の上旬にはEKKAというクイーンズランドの農業にまつわるショーが行われます。2週間ほどあり、毎晩花火やパフォーマンスを見ることができます。

上にも書いたように今年9/3にはブリスベンフェスティバルがあり、有名なストーリーブリッジ周辺で20分間の花火があがります。(基本的にはオーストラリアは季節が反対なので、7,8月は冬です!)

オーストラリアで食べられるものといえば、オージービーフとカンガルーミート、ベジマイトです!オージービーフ以外は食べたことがありませんが、興味のある方は是非食べてみてください(笑)

 ■現地での服装や、日本との服装の違いがあれば教えてください
学校にきてから思ったことは、海外の人はあまり服装にこだわっていないのかな、ということです。日中は半袖で過ごせる気温なので、Tシャツにジーンズの組み合わせで登校している生徒も少なくありません。あとは、靴を履かない人がとても多いことに驚きました。街中や電車の中でも裸足で歩いている人を見かけます。理由は分かりませんが、日本ではそのような光景は見たことがなかったのでとても新鮮に映りました。

 

留学者のプロフィール

■名前
しーな
■学科/学年
国際関係学科/3年

■学校名
インパクト・イングリッシュ・カレッジ(語学学校)
■留学形態/奨学金
自費留学、休学留学など
■留学期間
2021年5月〜2021年3月

リアルタイムレポート

■7・8月の感想は?
こっちの生活にも慣れ、仲のいい友達もできて毎日楽しめるようになってきました!また、仕事もだいぶ慣れてきて、お客さんに料理の感想を聞いてみたり、英語力を伸ばすのにもいいかなと思って積極的に話しかけるようになりました!

■来月の予定は?
今一般英語コースを受講してるのですが、来月からケンブリッジFCEコースに変更する予定です。11月末にある試験に向けて勉強するコースで宿題の量も増えたりするので、バイトととの両立を頑張りながら、自分の苦手なスピーキング力も伸ばせるように頑張りたいと思います!あと、友達とゴールドコーストに旅行に行く予定です😁

■留学先で具合が悪くなり病院に行ったことはありますか?そのとき大変だったことはありますか?
こっちで病院に行ったことはまだないです!二回ほど風邪をひきましたが、スーパーやドラッグストアで売っているのど飴的なものを飲んでたら治りました^_^

■夏のイベントやお祭り、おすすめの料理はありますか?
Ekkaというブリスベンのお祭りがおすすめです!だいたい82週目くらいに10日間ほど開催され、動物と触れ合ったり屋台で食べ歩きしたり、ショーを見たり、花火を見たり楽しみました!

■現地での服装や、日本との服装の違いがあれば教えてください
こっちは今冬終わりかけで、日中は暖かいのですが朝晩が冷え込むのでいつも半袖にカーディガンやパーカーなどで調節しています

留学者のプロフィール

■名前
ピカチュウ
■学科/学年
イスパニア学科/3年
■学校名
EF
■留学形態
自費留学、休学留学など
■留学期間
2022年3月~8月

リアルタイムレポート

■留学先で具合が悪くなり病院に行ったことはありますか?そのとき大変だったことはありますか?
 ないですが、日本から風邪薬を持っていかなかったことでたいへん苦労しました。自分は日本で滅多に風邪をひかないので大丈夫だろうと甘い気持ちでいましたが、現地で風邪をひいた時に現地の風邪薬が効かず長期間に渡り苦しみました。

■夏のイベントやお祭り、オススメの料理はありますか?
 マルタは海に囲まれた島国なのでこのシーズンはかなり楽しめると思いますよ!マリンスポーツが豊富で、カヤックなどは地形が楽しめるのでおすすめです。

■現地での服装や、日本との服装の違いがあれば教えてください
 日本と天候は似ていますがマルタの方が解放的なので日本より露出が多いなとは感じました。

■留学全体を通してどうでしたか?

とっても楽しめました!自分自身成長したなと思う部分も沢山ありますし、何より英語が大好きになったことが1番の収穫かなと思います☺️

■これから留学に行く人へのメッセージやアドバイスがあればお願いします

自分にとっては満足のいくものとなりましたがそうではない人もたくさん見てきました(マルタが小さすぎて飽きてしまう人、語学学校のカラーが合わない人)。自分のニーズに合わせて行き先は慎重に決めることをおすすめします!

留学者のプロフィール

■名前
ミセ
■学科/学年
イスパニア学科/4年
■学校名
マドリード自治大学
■留学形態
交換留学/JASSO(日本学生支援機構)の奨学金
■留学期間
2021年9月〜2022年7月

リアルタイムレポート

■今月の感想
7月1日、先月の記事で言及した通りDELEの試験がありました。6月後半は楽しいことばかりの暮らしで勉強から目を背けっぱなしだったため不安だらけでしたが、いざ始まってみると読解試験はボチボチな手応えで「もしかしたらいけるんじゃない?」と思った矢先の作文試験、ろくに対策をしていなかったため途中で時間切れにリスニング試験では完全に手応え無し。そして鬼門の面接試験、対策どころか問題形式も把握しておらず緊張がピークに達し、面接官から「あなた深呼吸しなさい」と5回言われ、うち3回は聞き取れませんでした。総じて残念な1日になってしまったのですが結果が出るのはしばらく先とのことなのでここで報告することはないでしょう。もし良い結果だったらKCUFSプラスさんにごねて号外を出してもらおうと思います。その際はどうぞ皆さん、「おめでとう」と言ってやってください。喜びます、私が。

先月の記事でも紹介したアルカラの「スペイン黄金世紀演劇祭」でスペインバロック文学の傑作『人生は夢』(カルデロン著)を観しました。ほぼ最前列を予約したので役者の細かな表情まで楽しめました。

パンプローナの牛追い祭り、サン・フェルミンに行きました。街中が白い服に真っ赤なスカーフを巻いた群衆に埋め尽くされ、その目線の先には必死の形相で走る人々と猛々しくそれを追う牛と。ほんの目と鼻の先を走り抜ける大群の雄牛は迫力満点でした。3月の記事で紹介したバレンシアの火祭り、5月の記事で紹介したセビージャの春祭りと合わせて、これでスペイン三代祭りを制覇です。おめでとう!


(↑サン・フェルミン 赤と白の群衆)

イギリスの伝説的なロックバンド、Queenを題材にしたミュージカルを観ました。恥ずかしながらQueenの楽曲は有名曲の有名フレーズを鼻歌で嗜む程度の知識しかなかったのですが、それでも役者らの圧倒的なパワー、爆発的な歌唱に呑み込まれ、帰り道では “Somebody to looooove!!” と熱唱していました。

先月『血の婚礼』を観た劇場で「名作戯曲を短くまとめて上演しよう」プロジェクトがあったのでレ・ミゼラブル』の40分版を観ました。4月の記事で紹介した通り、ロンドンに旅行した際もこの作品を観たのですが、それと比べると40分という短さのせいでダイジェスト版を観ているかのようでしたが、あの超大作をこの短さにまとめる演出の妙が随所で見られた点が楽しかったです。

そして遂に来たる帰国の日その日これ以上増やしてはまずいぞと言ってからさらに5冊増えた本と、ポルトガルで買った甘いワインと、マドリードで人気のビールと、故郷の友に配る土産の品々と、外大国際交流センターへの上納品とをスーツケース2つに無理やり詰め込んで乗り込む最後の電車空港のチェックインカウンターで初めて荷物の重さを測ったのですが、制限40kgに対しスーツケース1つ目が39kg、2つ目が14kg。OMG! 2つ目は機内持ち込みにするとして、1つ目を32kgまで減らしてくれと言われました。カウンターの隣に両スーツケースを広げ重さと軽さの物々交換、パンパンのリュックをさらに膨らませ、再びカウンターに行くと示された数字は34kg職員さんは私の目と数字を交互に見たあと、微かに笑ってスーツケースを受け取ってくれました。最初から最後まで人の優しさに助けられたスペイン生活です。

少し重くなったもうひとつのスーツケースを転がし保安検査場を通ります。旅人たちは荷物の中身をスキャンされ、片や無事通れる者、片や止められる者。そしていよいよ私の番。リュックが無事通り抜け私自身もゲートをくぐり抜け、これで安心かと思われたその瞬間「この缶詰だよね?何の?」と。ついさっき預け入れのスーツケースを軽くするために移した大量の缶詰が見つかりましたもしかして機内持ち込みできない物だったか?もしかして日本の税関で引っかかる物だったか?ドキドキと胸の音が聞こえそうなほどの空気の中、私は答えました。「ムール貝です……」バツが悪そうに職員さんに目を向けると、私の心情を慮ってかその人は微笑み、「じゃあ問題ないよ」と優しく伝えてくれました。ムール貝、あゝムール貝。スペインのお土産って何が良いんだろうって色々考えた結果大量に買ったムール貝。大量の缶詰をスーツケースに詰めた瞬間、スペイン土産の最適解ではないことに気づいたムール貝。39kgのうち3kgくらい占めていたムール貝。でも、もうそんなことはどうだって良いよムール貝。君のおかげで見られたあの微笑みが、私のスペイン最後の光景だから


(↑マドリードの王宮)

■来月・今後の予定
私のマドリード留学は終わりましたこれからはきっと就活のことを考えるのでしょう。辛くなったらマドリードで買った山積みの本が私を癒してくれるはずです。そう思ってペラペラとめくってみたら、難しすぎてなんの癒しにもなりませんでした。


(↑最寄り駅からの夕暮れ)

■留学先で具合が悪くなり病院に行ったことはありますか?そのとき大変だったことはありますか?
1月の記事にある通り私はコロナに罹り3日ほど熱で寝込んでいました。病院は保険会社に手配していただき、その際通訳を依頼することもできたのですが、何を思ったか当時の私は「己の力で頑張ります」宣言。結果、名前を呼ばれたことにすら気づかず待合室で4時間の待ちぼうけ若干不機嫌な手つきで鼻に突き刺された綿棒は、おそらく普段の2割増しで痛かったです。

■夏のイベントやお祭り、オススメの料理はありますか?
6月からのプライド月間で街中がレインボーに染まりました。7月頭には街中心部の様々な場所に特設会場が設置され夜はライブで大盛り上がり。こう言ったイベントがあるおかげで日本にいるときよりも格段に「世界〇〇デー」などを身近に感じます。


(↑七色のマクドナルド)

夏の料理といえばスペイン南部アンダルシア地方の「ガスパチョ」や「サルモレホ」といった冷製スープです。とても美味しいのですが量を食べるには少し重たく、さっぱりした日本のそうめんが恋しくなったとかなってないとか。

■現地での服装や、日本との服装の違いがあれば教えてください
両国で服装の系統に違いがあるのは確かですが、何がどう違うか具体的に言う術が私にはありません。ごめんね。強いて言うなら、肩やヘソを露出することへの抵抗感がスペインは日本より格段に少ないと思います。柄、形、色なんかも違うんですけど、まあ自分の目で見てみてくださいな

■留学全体を通してどうでしたか?
スペインで、マドリードで過ごした日々は楽しい思い出で輝いています飛行機の中で目を閉じ、まだ日本に帰りたくない、スペインにずっと居たいと強く願いました。それほどに私のスペイン生活は「楽しい」ものでした。でもそれだけではなかったのも確かです。私は苦しいことやるべきことから少し逃げ過ぎてしまったため、自分でもこれが留学なのか旅行なのか分からなくなる瞬間が多々ありました。「留学として」の私のスペイン滞在は手放しに喜べるような成功ではありません。

■これから留学に行く人へのメッセージやアドバイスがあればお願いします
苦しいことがあったとき、そこから逃げる事は決して悪いことではありません。そんな留学をした人間が、少なくとも1人はここにいます。

苦しいことがあったとき、それに立ち向かいどんな結果であれやり遂げる事は素晴らしいことです。

いずれの道を進んでも、もっと別の道を歩んでも、全ての経験を活かすかはもっと先の自分次第です。とにかく留学中は、難しいことを考えすぎず、でも難しいことにもチャレンジをしてみるといいと思います。

※9月某日追記: DELEの試験、良い結果だったことをここに強く強く刻みますそれではご唱和ください。せーーのっ
「「「おめでとう!!」」」

「ありがとうございました!!」

以上、7・8月のリアルタイム留学体験記【前編】でした!
次回もお楽しみに~😊

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