【カナダワーホリ】人種のモザイク・トロントで世界の広さを知る

留学情報!アドバイス!ストーリー!

♦留学者のプロフィール

Who am I?

■名前 ねってぃー
■学科/留学学年 国際関係学科/3年後期
■自身の留学を表すハッシュタグ
#ワーキングホリデー #トロントは大都会 #留学生いっぱい
#さむい #アウターのフードは被るもの #行動力と度胸がついた

CNタワーのふもとでスケートしたときの写真です。街も海も見渡せて、景色最高でした!

 

 

♦留学の詳細

留学概要

■渡航先 カナダ/トロント
■留学形態 休学留学
■留学期間 2019年10月~2020年2月
居住先 ホームステイ(エージェント契約)→友人の紹介で別のホームステイに
エージェント利用の有無 有(WISH)

 

留学の動機など

■目的(なぜワーホリ?)
英語を「勉強」ではなくコミュニケーションツールとして実践的に使う経験をしてみたかったから
■その場所を選んだ理由
・英語の発音がアメリカ英語に近い
・「人種のモザイク」と言われる都市で、様々な人と出会える
・日本で経験したことのない極寒生活を体感してみたかった
■留学前の語学力
TOEIC IP 970点 会話には自信なし
■留学後の語学力
劇的に伸びた実感はありませんが、前より自然に話せるようになった気がします。帰国後ケンブリッジ英検FCEを取得しました。

 

仕事について

■仕事先 ヨーロピアンレストランでのバイトと、留学生向け旅行会社でのインターン
■仕事内容 

・レストランバイト…高級めなヨーロピアンレストランのキッチンで働いていました。仕事はシェフに指示されたことをひたすらこなします。お皿に飾り付けしたり、デザートを作ったり、料理を盛り付けたり。
・旅行会社インターン…語学学校に出向いて営業。学生に話しかけたり、チケット販売の手続きをしたり。その後売り上げの集計など事務仕事。
■その職場を選んだ理由・探した方法
・レストラン…語学学校で知り合った友達の紹介で。仕事選びに対する不安が大きくて、友達から仕事内容や雰囲気、シェフの人柄などを聞くことができたのでそこに決めました。
・インターン…通っていた語学学校に毎日営業に来ていた旅行会社(留学生向けのパッケージツアーを提供している)のインターン募集の張り紙を見つけて応募しました。レジュメをメールで送って、その後面接がありました。

バイトでつくった私の作品たちです(超不器用ながらにがんばった)

 

 

金銭面について

■初期費用(概算)
・語学学校&ホームステイ(3食つき)8週間…合計約70万円
・海外旅行保険…1年で約11万円
・ビザ取得費…約3万円
・生活費として持っていったお金…30万円
・その他…バイオメトリクス提出のための東京までの交通費、渡航費(時期によってかなり違う)など
■給料
・ヨーロピアンレストランキッチン…$14/h(最低賃金)
・インターン…無償
■現地の物価
$1=¥82~85くらい
日本と同じか若干高い(水1本1ドルくらい)
外食は高め+10~15%のチップが必要

 

♦スケジュール

 

2019年
4月

・エージェントの相談会に初めて参加
・留学内容の決定、見積り
意思決定がかなり遅めでした。

5月
ビザの申請
お金を払えばエージェントに代行してもらえるみたいですが、丁寧に説明してくれているサイトがあるので自力でできます!私は「ワーホリシロップ」というサイトの申請ガイドを見ながら行いました!
7月

ビザの招待通知を見逃していたことに気付く(申請イチからやり直し)
気付くのが遅すぎました…。

8月
パスポートの期限を確認しておらず大慌てで更新
9月

・4日にバイオメトリクス提出、6日に正式にビザがおりる
・買い物、歯医者に行く、病院で常備薬を多めにもらうなど怒涛の直前準備
※バイオメトリクス…ビザ申請のための最後の手続き。東京で指紋をとらないといけません。その後ビザがおりるまでの期間はかなり差があるようです(最長8週間)

10月

渡航、ホームステイと語学学校

11月

次の家と仕事探し。結局、仕事も家も語学学校の友達の紹介で見つかりラッキーでした

12月

語学学校を修了、働き始める
インターンに応募

2020年
1月

インターン開始

2月
インターン終了、帰国

インターン終了日。サプライズでケーキを用意してもらっていました!

 

♦留学先MYレビュー


■職場への総合評価
 ☆☆☆ 
レストランは、シェフも他の従業員の方も皆いい人でしたが、突然「明日は来なくていい」と言われ当日になって「やっぱり来て」と言われたことがあったり、衛生面が結構適当でショックを受けたり…。文化の違いもありこういうことは海外で働いてみると起こりうると思います。大都会トロントには働ける場所がたくさんありますし、日本の企業(無印とかユニクロとか)で働いている日本人もたくさんいました。まずは色々な仕事を見てみるのがいいと思います!

■労働環境 ☆☆☆

■地域治安
 ☆☆☆☆

■居住環境
 ☆☆☆☆☆

■交通事情、周辺地域の充実度
 ☆☆☆☆
トロントの公共交通はバスと地下鉄がメインです。中心街からは少し離れた住宅地に住んでいましたが、縦横にバスの路線がたくさん通っていて、本数も多く、地下鉄の駅へもダウンタウンへも簡単にアクセスできるし、周辺にもスーパーやショッピングモールなどがあって困ることは全くありませんでした。ただ、通勤時間のバスや地下鉄はかなり混みます。そして、とくに冬になって雪が積もると、バスは時間通りにはほぼ来ません…。あと地下鉄はよく止まります。


■食事事情(食べ物に関しての満足度)
 ☆☆☆☆
「カナダ料理」というのはあまり種類がないですが、ダウンタウンには多種多様なレストランが集まっているし、チャイナタウンのアジアンスーパーに行けば(高いけど)日本の食材も手に入ります。外食は高くつきますが、ラーメンやタピオカはよく食べに行っていました。笑

3食付きホームステイだったので基本は家で食べていました。フィリピン系の家庭で、アジアンな家庭料理を食べられたのがうれしかったです

 

■交友関係 ☆☆☆☆
世界中から様々なバックグラウンドを持つ人が集まっていて、留学先としても人気の地域なので、学校でも仕事先でも色んな人に出会う機会があります!街で会う人たちも親切な人が多くて、都会ながらもあたたかい街だなあと思いました。

■多国籍度 ☆☆☆☆☆

■語学力の変化 
☆☆

♦後輩へのアドバイス

 

アドバイス①

短期間でもまずは語学学校に行ってみては
 ワーホリで語学学校に行くかどうか悩んでいる人も多いと思います。私も最初は行かなくていいかな?と思っていましたが、結論としては、1か月や2か月だけでも行くことをオススメします!
 その理由は…
①色々な人と交流できる機会だから
②仕事探しやインターンなどの情報を得られるチャンス
③現地に到着してから「しばらくの間はやることが決まっている」という安心感
 正直、英語の勉強という意味では、外大生レベルだと学べることは少ないかもしれません…。ただ、バイトインターンはあくまでも仕事がメインで、職場の人々の年齢や関係性によっては友達を作ることが難しい場合もあります。実際私は、仕事・インターン先の人とは仕事以外での交流はありませんでした…。その点、語学学校に行けば、世界中から来た、年齢もバックグラウンドもばらばらな人たちと交流し仲良くなることができます!ワーホリで来ている人も多いので、仕事探しなどの情報共有ができますし、学校でレジュメ(履歴書)の書き方講座などが行われることもあります。私は、家も仕事も語学学校の友達の紹介で見つけることができました!
 また、ワーホリは何をするにも自分で行動して機会をつくるしかありません。到着してからのプランが決まっていないと、到着してすぐに仕事探しや人との交流の機会づくりなどを自分でしないといけませんが、語学学校に行けば自動的に英語を話す機会や人と出会う機会ができるし、気持ちに余裕をもって仕事探しに取り掛かることができると思います。現地の生活に慣れるための猶予期間としても、まずは語学学校に行くことを検討してみてはいかがでしょうか。

 

アドバイス➁

短期コートやブーツは現地で調達がおススメ!
トロントの冬は、最高気温がマイナスになる日もあったりと寒く、雪も積もるので、機能性の高いアウターやブーツは必須です!日本から持っていくのもアリですが、ダウンタウンのアウトレットなどに行けば、現地の人も着ているようなコートやブーツなどが100ドル前後で手に入ります。荷物としてもかさばりますし、9~10月ごろの渡航であれば、日本で着ているコートを一着持って行って、本格的な装備は現地で調達するのがおすすめです!私はどちらもNordstorm Rackというアウトレットで購入しました。(何よりも重宝するのはユニクロのヒートテックです!笑)

11月中旬の写真です。すで雪が積もっていて、寒い!完全防寒装備。

 

 

アドバイス③

銀行口座とクレジットカードについて
現地でも給料を振り込んでもらうための銀行口座をつくると思いますが、それと別に日本で外貨預金ができる口座を作っておくのがオススメです。私はソニー銀行で口座をつくりました。現地でお金をおろしたいときや買い物をするとき、ソニー銀行のVisaデビットキャッシュカードを使うと、外貨の口座に残高がなくても、円の預金口座からその時のレートに合わせて自動で引き落とされます!日本から送金してもらう必要性が出てきたときなどにとても便利でした!
 また、現地で収入を得るまでのあいだ、日本で準備していた資金を使うときは、学生専用ライフカードという日本のクレジットカードをメインで使っていました。海外での利用額の3%が毎月自動でキャッシュバックされるカードで、とてもオススメです。
 お金に関することはめっちゃめちゃ重要なので、渡航前によく調べて準備していってください◎

 

♦ワーホリエピソード集

エピソード①

ホームステイの悲喜こもごも
 私は、到着してから語学学校を修了するまでの期間はエージェントで契約していたホームステイで暮らしていました。ホストマザーとアパートの地下で二人暮らし。フィリピンから移住してきた方で、優しくてごはんもおいしかったのですが、彼女は私の起床よりも早く仕事に出て、私が学校から帰宅する1時間後くらいに帰ってくる生活で、顔を合わせることがあまりありませんでした。リビングに用意されている食事を自分一人で食べる毎日で、気づけば一週間マザーと顔を合わせてない!なんてときも…。子どもがいて、犬なんか飼ってたりして、家族のみんなと食卓を囲む…というホームステイを想像していた私には少しショックでした。
 その後家探しをして、シェアハウスやアパートなどを検討しつつ、結局、帰国する語学学校の友達と入れ違いで新たなホームステイ先に入れることに。こちらもフィリピン系の家庭でしたが、前の家と対照的な、5人家族の一軒家。ホストマザーもファザーも明るくよく話しかけてくれる人でした。また、滞在中にマザーとファザーの結婚25周年パーティーがあり、私も参加しました。広い会場で何十人もの親戚や友人が集い、たくさんの料理が持ち寄られて、歌ったり踊ったりとても賑やかなパーティー!思わぬところで異文化体験ができました。せっかくの留学なのでシェアハウスもしてみたかったという思いもありましたが、ホームステイだからこそできる経験もたくさんありました!

パーティーの料理の一部。めっちゃ豪勢!

 

エピソード➁

レストランでのアルバイト
レストランキッチンのアルバイトでは、どの料理にはどのお皿を使いどういう飾りをするのか、など覚えることがたくさんあるうえ、シェフから「○○を取って」「そこに××を足して」など英語で指示がびゅんびゅん飛んできます。必死で作業している最中に英語で話しかけられると、とっさに反応できず、脳みそがショートしそうになっていました。食材の名前や料理名など聞きなれない言葉もたくさん飛び交うので、慣れないうちは苦労しましたが、そのぶん色々なことを学べたし、指示をうまくキャッチできるようになってきたときは嬉しかったです。これまで英語を「勉強」していたときとは全く違う脳の使い方をしている感じがしました。英語で働くというのは本当に貴重な体験だと思います!

 

エピソード③

到着直後からの号泣事件
現地に到着してからしばらくの期間、通学中や授業中、帰宅して一人で部屋にいるときなどふとしたときに涙が止まらなくなることがよくありました。その理由が自分でもわからず、ただただしんどかったのを覚えています。今思うと、私にとっては一人・長期での海外渡航が初だったので、「これからこの土地で1年間も本当に暮らせるのか」という漠然とした自信のなさや不安からくるものだったと思います。留学中の苦労したエピソードとして私のなかで強烈に残っていて、今となってはいい思い出ですが、長期の留学の前に数週間程度でも短期留学をしていたら心に余裕が持ててこの苦労はなかったかも…と思ったりします。

 

♦この先輩、今何してる?


2020年9月から復学し、就活や卒論執筆に向けて奮闘中!

文化人類学や英日翻訳に興味があります。

※2021年3月現在

この方とは「神戸市外大みんなの留学相談ひろば」で相談ができます!🙌🙌
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👥外大みんなの留学相談ひろばでつながる!📩<コチラから!👀👀>

 

♦最後にメッセージ!

ワーキングホリデーは様々な留学の形態のなかで圧倒的に自由度が高いですが、誰と出会うのかも何を学ぶのかも全て自分次第という点では、大変なことも多いです。でも、慣れない環境に飛び込み、行動し続けることで、きっと一生ものの経験ができると思います!私は、ワーホリ生活を通じて行動力や度胸が身に付きましたし、様々なバックグラウンドを持つ人との交流を通じて人生の選択肢の広さを知り、世界の広さを知りました。また、悩んだり壁にぶつかったりするなかで何度も自分を見つめなおして、今後の人生でも自分を導いてくれる羅針盤となるような経験ができたと思っています。みなさんの留学を全力で応援しています!!

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