【第14回】多方面でご活躍中!フードロス業界でトップレベルの有名人大学生!辻田創さんにインタビュー
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今回の神戸市外大で輝く”きみ”は、食品ロス業界では知る人ぞ知る有名大学生!?辻田創さんです!
早速なんですが、以前私が受けていた授業でゲストスピーカーとして、フードロスの話をされていましたよね!とても印象的で今でも覚えています✨
ああ、そんなこともありましたね〜!
あの時はフードロスイベントに携わっていた関係で休学していたので、ゲストとして外大に来ていました!
具体的にそのフードロスの活動とは何をされていたんですか?
僕が携わっていたのは東京五輪に絡んだ活動の一つなんですが…
やっぱりオリンピックを開催するとなると、たくさんのフードロスが発生するんですよ。
辻田さんがたったひとりで0から構想・企画し、五輪TOP2の心をも動かした「東京五輪食ロス削減プロジェクト」。
オリンピックの選手村で捨ててしまう食べ残しを食品ロスとしてまして、なんとそれが大会中におよそ1000トンくらい発生してしまうんですね。
1000トンも!!!!想像がつかないくらいたくさんのフードロスが発生してしまうのですね…
そうなんです。
2016年のリオオリンピックではその捨てられてしまう食材を使って、一流シェフたちが無料で料理を振舞ったりしていたんですね。
わあ、素敵ですね…!
東京五輪ではそういった計画はなかったのでしょうか?
それが!!!これほど”もったいない精神”の国として謳われているにもかかわらずスルーされていたんです…!😭
そうですよね。誰もやらないなら僕がやらなきゃ!って思い立ったのが始まりです。夏休みを利用して東京に行って、スケッチブックとペンだけで企画についてプレゼンしたんです(笑)
ほんと圧倒的な行動力で語彙を見失ってます(笑)
ちなみに、フードロス自体に興味をもたれたのはいつごろなのでしょうか?
2019年の4、5月くらいに食のイベントを開催した時ですかね!
留学生と和食を一緒に作るイベントをしたんですが、その時思った以上に食品ロスを出してしまって、それが結構ショックで💦
辻田さん自身も予想外とはいえ、フードロスを出してしまった経験があるんですね
そうなんです。これだけ身近にあるなら現代社会ではもっと大きな問題として存在するんじゃないか?と思いまして☹️
なるほど、そこから食品ロス問題について調べ始め、ついにはオリンピックに関わるイベントの企画にまで…!
このプロジェクトですが、全てお一人で0ベースで着手されたんですよね…?
不安とかなかったんですか?!😱
不安は全然ありましたね(笑)
規模も大きく、実現可能するかもわからない上に休学するという決断はかなり悩ましいものでした。
当時東京五輪のトップ2の方々と繋がったっていうところですかね!!
え、、東京五輪のトップ2?!ってそんな簡単にお会いできるものなんですか?!
これはほんとミラクルで(笑)
たまたま参加したイベントで仲良くなった人がその場でつなげてくれて、お会いできることになりました!
でもそのお話の機会で”学生偉いね”で終わってしまったんですよ。そのまま返信来ず、、って感じで。それがめちゃくちゃ悔しくて(笑)
そうですね…それとあともう一つ。
フードロスに関心のある学生や社会人が集まるイベントに参加して、プロジェクトについてプレゼンをしたんですね。そこには環境省や消費者庁の方なんかもいらっしゃってて。すごいねって言ってもらえて
いやいや(笑)!このときいろんな人がすごく応援してくれたんですね。”君に任せた!!頼むぞ!!”って言われちゃって、完全に火がついちゃいましたね
辻田さんの熱意に心を動かされたんでしょうね…!
休学して本格的にプロジェクトに着手されたということなんですが、苦労した点などはありますか?
自己コントロールですね。目標から逆算して、毎日のタスクを決めるのですが、規模が大きく期間も長かったので、始めは苦戦しました。アマプラ見てる日とかありましたね〜
辻田さんともあろう方でも、やはり自己コントロールで悩まれたりするんですね….!少し安心してしまいました😂
具体的なゴールからの逆算はほんとに難しかったです…これは団体のリーダーとしても共通する悩みでした。
リーダーもされていたんですね!!そこから得た学びはありましたか?
ずばり、自分の正義が他人の正義にはなり得ないということ!これを改めて実感しましたね。
当時の状況をつづった
noteを読ませていただいたのですが、メンバー内で意見がわれてしまったとか…?
僕が最初やりたかったのは
リオで行われていたような、廃棄予定の食材を使ったレストランなんですが、実現するのは難しいってなって…。
僕はそのままレストラン案を貫きたかったんですけど、東京五輪関係なく、フードロスのイベントをやろうっていう意見もありました。まさに二項対立状態でしたね~
リーダーとしてどっちか決めなきゃいけないってなったときに、相手の意見を否定するんじゃなく、まずは受け入れようと思いました。その結果、レストランは諦め、後者のフードロスイベント開催に方向転換することになって。
人それぞれもっている価値観も違えば、それによって何を優先するかもちがってきますもんね、、
そうなんです。でもその違いを受け入れた上でどうやって人と協調していくか、というのは大きな学びでした。結局実際コロナによって一旦このプロジェクトからも離れてしまったのですが…
プロジェクトが頓挫してしてしまった時はやはり落ち込みましたか?
まあそりゃね(笑)でも、また一人の辻田創に戻って新しいことを始めようと思いました!
最近は料理もされるのだとか。鮭の南蛮漬けに海鮮丼、、見ただけでわかる、ぜったいうまいやつやん。
とことん強い….!そんな”一人の辻田創”さんにどうしても聞きたいんですが、ここまで多方面でアクティブに活動される中で、いつも変わらず大事にしていることなどはありますか?
基本的に”忙しい”って言葉が嫌いってことはあります。
”忙しい”ですか…正直めっちゃ使ってます…(笑)詳しく聞かせてください!
みんな何か原因があって忙しいって感じていると思うのですが、その根本って本来は自分がやりたい!って手を挙げたことなんですよね。大抵は。
だから僕はそこには責任持ってやり遂げたいなって思っています。
わああ耳が痛いです😂でもでも!どうしてもモチベーションが維持できない時って誰にでもあると思うんです…!
僕はそもそもモチベーションが必要ないと思っていて!成し遂げたいゴールがある限りもうやる!いい意味での危機感というか、、。
自分が定めたゴールを達成するために行動しなきゃいけないという危機感です。ゴールから逆算して、今なにをするべきか、その必要性をきちんと認識していればモチベーションはいらないと思っています。
これはなかなか新しい視点ですね!モチベーションをどう維持するかではなく、そもそも必要ない…😮
詳しくは
noteに書いてますのでそちらを見ていただければと!(笑)
ところで、辻田さんが今ゴールに向かって挑戦中なこと、何かありますか?
今は、earth day Tokyoという環境系の学生インターンのリーダーをしています。あとは予防介護のアプリ開発とかもチームでしていますね。
左:所属されているリーダー育成団体、STEMLeaders(辻田さん「新メンバー募集中!」)では、予防介護アプリを開発中。右:インターン先のアースデイ東京のイベントチラシ。メインビジュアルを辻田さんが手掛けた。
環境にアプリ開発、それも医療系…、本当に多種多様な分野で活動をされているように思えるのですが、何か共通点があったりするのでしょうか?
うーん共通点ではないかもしれないけれど、僕には軸が3つあって!1つ目がビジネスマインド、2つ目がITスキル、3つ目が社会環境問題なんです。
なるほど…?でも私からするとまだいまいち結びつかないです!💦
たとえば、何かソーシャルグッドなことをしたい!って思った時、ビジネス的に持続可能じゃないと効率が悪いんですよ。で、今はIT社会でしょ?ビジネス的に成功させるためにはIT知識が必要なんです。
ほほぅ!それを聞いてやっと三つの要素がつながりました。
僕はつまり、いろんな軸を持って、多方面での人間をつなげられたらなって思ってるんです。ポ●モンで言うと、水タイプは炎タイプには強いでしょ?でも電気タイプには弱い。だから僕は水と炎両方持ち合わせた人間になりたいんです(笑)
そのたとえめっちゃわかりやすいです(笑)
お話を伺っていて、私もやってやるぞーー!🔥っていうバイブスがグンっと上がってます!!!ぜひ、外大生にも一言メッセージをお願いしたいのですが…🥺
はい!かしこまりました!
人間なので悲しい時も幸せな時もあります!人生ですので。でも素敵な思い出をたくさん作りましょう!大学生活4年って長いようで短いんです。これできたら素敵だなぁとか面白そう!とかなんでもいいので。自分のときめく素敵な思い出をたくさん作って欲しいな!!!
大学生らしく、遊びも忘れない辻田さん。しかしサーフィンとは、これまたシャレオツな趣味である。
うわぁありがとうございます。たくさんの外大生の心が鷲掴みにされたこと間違いなしです!本日はありがとうございました!
素晴らしいお話をしてくださった辻田創さんのSNSはこちら!
Instagram: @so_create422
Facebook: So Tsujita
Note: so_create422 辻田創 相互フォロー200%
きみの”想い”
自分がときめく素敵な思い出をたくさん作る!!!
さいごに…
記事をご覧いただきありがとうございました!これから「きみの”想い”を聞きたい」のコーナーで、コロナ渦でも頑張る神戸外大生へのインタビューを実施していきます!コロナ以前の活動でも構いません!*サイトへの掲載は4月以降になります、ご了承ください。
以下のgoogle formからご連絡お待ちしております!
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外大生活に+αをモットーに活動している、外大生による外大生のための学生団体です!...
文責:英米3年安藤彩葉。初めてのインタビュー、そして記事作成でした。素晴らしいお話を聞かせていただきました。