この記事は2021年度入りゼミ生の意見を参考に作成しており、個人的な意見や年度によって異なる情報を含む可能性があります。最新情報は2022年度ゼミ募集要項をご確認いただくか教授・教務入試班にお問合せ下さい。
ページコンテンツ
01.研究内容
Social Justiceは社会に存在するinequalityやinequityの問題を認識し、その要因となる社会的な障壁や構造がどのように作られているのか、どのようにして取り除き、解決するかという理論(社会学みたいなイメージ)その捉え方を現在の社会に存在する問題にアプローチ。人種、民族、階級、ジェンダー、宗教、身体的障害など分野は多岐にわたる。
1年間はまずSocial Justiceという学問を学び、現在世の中に存在する不平等を取り上げて理解を深めます。その間にどの不平等に興味があるか研究を進めたいかを吟味し、次の年からより具体的な研究、卒業論文の執筆へと移るかたちです。
02.授業について
授業の進め方
3年前期…教科書を事前に読み、授業では教授がその教科書に沿ったプレゼンを行う。生徒はブレイクアウトルームで教科書の内容や、プレゼンで取り上げた内容などについて議論をする。生徒同士また教授と生徒間のディスカッションもある。
オンライン授業の場合は..
Zoomを使って、基本的にカメラON。教授のプレゼンが中心。ブレイクアウトルームを利用するなど、ディスカッションとして生徒が発言する機会もある。宿題やアナウンスはGoogle classroomで送られてくる。
受講時間
3年生 火曜5限
課題
毎週ミニアサインメントで次回授業で扱う教科書の該当ページについて質問が送られてくるので答えて提出。 教科書自体が難しく、火曜日に質問を見て章を何度か読み返す必要があったりするため、気づいたら週末になってたみたいなことも。他の子の解答を見ていても、提出のラッシュは週末かゼミがある前日が多い。
教科書
Is Everyone Really Equal? – An Introduction to Key Concepts in Social Justice Education Ozlem Sensoy & Robin DiAngelo/ ・College Press, 2nd Edition – 2017
03.卒論テーマ例
黒人に対する態度、日本人の受け止め方、性的マイノリティの権利など
04.いいところ!
研究面
私たちの周りにある社会問題を考察する際にSocial Justiceのアプローチを使うことで、物事の新たな捉え方、発見ができる。マジョリティに属していては見えない不平等に対する知識を得て当事者として向き合うことができる。
研究以外
教授がゼミ生全員に手厚いサポートをしてくださり、寛大な人です。
05.ゼミの雰囲気!
メンバーは和気藹々としている感じではなく、真面目な雰囲気。イベントは今のところありそうにありません。
06.選考内容、対策
情報提供者が選考を受けた年は、倍率は1倍ほどで、ゼミ難民も受け入れていたそう。
英語得意じゃなくてもOK!
選考では興味のある内容となぜ興味を持ったのかを英語で話せるように準備しておくといいかもしれませんね。
※最新の情報とは異なる可能性もあります。最新の募集要項などをご確認ください。
07.こんな人におススメのゼミです!
Social Justiceについて学んでみたい人!
落ち着いた雰囲気でディスカッションを楽しみたい人!
08.Hollenback准教授の研究分野はこちら!
国際関係学科教員 MIchael David Hollenback 准教授