《就活戦記》第二弾! ~落ちこぼれ外大生、自己理解の楽しさを知る~

☆この記事は5分くらいで読めます

お久しぶりです。英米4回、カフプラ就活班のおかむーです!

今回は就活班メンバーによる《就活戦記》第2弾!ということで、お恥ずかしながら、私おかむーの就活について書かせて頂きます。

先に断っておきますが、私かなり(悪い意味で)セオリーから外れた就活をしていたと思います。
参考にはしないでください笑

あと自己分析に非常に時間をかけてしまったので、内容が自己分析にかなり偏ってしまっています

「こんな人でも内定もらえるんだなぁ~」と、軽い気持ちで読んでいただけますと幸いです。

それではスタート。

 

3年秋から本格的に始動(おっそ)

大学の就活準備セミナーにはちょこちょこ行っていたのですが、本格的に就活を始めたのは秋になってからです。

後回し癖をやめて、覚悟を決めたのがこの時期。もちろん夏インターンは参加できてません。

皆さんはもっと早く動きましょう。

当初は本当に「マジで何がしたいのか分からん」状態でした。

それもそのはず。当時の私は「何をしたいか」よりも、「どの仕事をするのが正解なのか」「どの仕事なら周りに受け入れてもらえるのか」ということばかりを考えていたのですから。

自分の性格や今までの経験からそう考えていたのだ、と今なら分かりますが、当時は無意識でそういう発想だったので、ずっと思い悩んでいた気がします。

秋~冬にかけて、駆り立てられるようにマイナビの合同説明会や1dayに参加しました。
OfferBoxに登録したのも確かこのへん。

少しでも気になった会社は片っ端から話を聞いていったのですが、結局ピンと来る会社は一つも現れず。

早期選考もゼロだったので、周りと自分を比べてしまい焦燥感ばかりが募る日々でした。

 

4年春に転機&ギリギリの夏

「こりゃいかん」となった私は、家族以外の第三者に相談することにしました。

4年3月に、キャリアコンサルトをされているOBさんに、就活面談をお願いしたのです。
(カフプラの記事でも何度もお世話になっている方です)

「やりたいことが本当に分からない」と正直に悩みをカミングアウトさせていただいたのですが、OBさんは茶化すことなく真剣に話を聞いてくださったので、かなり気が楽になりました。

「こういう選択肢があるよ」という形で強要することなくアドバイスをしてくださったのは、本当にありがたかったです。

 

さらに、この面談は本格的な自己分析を行うきっかけにもなりました。

面談前、OBさんの方から
「現時点での自己分析の内容や、なんとなくの興味を教えてほしい」
という旨を頂き、改めて過去を振り返ってドキュメントにまとめたのですが、

その過程を「面白い」と感じている自分がいました。

何気ない自分の過去の選択の中にも法則性があることに気づいたり、心の奥底にある本音に気づけたり…。

空全体を覆う雲の合間から一筋の光が差し込んだかのような、そんな心地よさがありました。

 

面談を経て、他者からの視点を度外視した自分の望みが少し分かった私は、興味を感じたアニメグッズ業界やIT系の企業を見ていくことにしました。

アニメグッズの方は一社最終面接までいきましたが、ダメでした。
ITの方も一社、最終面接まで進んだものの、メンタル限界に近かった+寝不足だったせいで上手く話せず、お祈り。
(※皆さんは体調管理しっかりしましょう。特に緊張と寝不足が組み合わさるととマジで頭が回りません)

夏に差し掛かった頃には、選考中の会社が最終面接まで進んだIT系一社となり、

「もしこれがダメだったら、休学して気合い入れ直そう…」

と思っていたのですが、なんと内定を頂けることに

元々社風や面接時の雰囲気が柔らかく、魅力を感じていた会社だったので、そのまま内定受諾して就活終了。

マジでギリギリの夏でした。サラッと書きましたがかなりメンタル的に辛かった時期です。
支離滅裂な不安・悩みの言葉を何度も聞いてくれた家族には、感謝してもしきれません。

 

まとめ:大切なものは、案外自分の中にある!

というわけで、参考にならない就活体験記でした。大学が出してる体験記とは大違いですね。

ただ思うのですが、
大学の就活体験記って、エリート外大生が書いたものばかりな気がしません?

そのためこの記事は
「大学の就活体験記、レベル高くない?自分と比べてしまって焦る…。」
と悩む外大生に向けて書いている、という側面もあります。

私のようなグダグダな就活でも、まあなんとかなるよっていうことは知っておいて欲しいです。
就活に正解なんてありませんし。

 

※ここから書く内容は自己分析に対する私の自論になるので、興味ない方は飛ばしてください。

 

私のような自己肯定感が低い方には特に、「他者からどう見られるか」を度外視した「自分のものさし」を取り戻すことは、非常に重要だと私は考えています。

自分の発言が理解されなかったり、友達関係を維持するために自分の意見を封印せざるを得なかったり…。

自分のものさしを押しとどめる場面って、日常生活の中にいっぱいあるじゃないですか。

でもだからといって、ずーっと自分の感性を抑え込んでいると、私みたいに「結局自分は何を求めているのだろう?」という状態になってしまうんですよね。

何に対しても心が揺さぶられない、みたいな。

就活の自己分析は、そんな心の隅に追いやられた「自分のものさし」をもう一度心の中心へと戻す、絶好のチャンスです。

就活中の方や、これから就活を頑張る方には、ぜひこのチャンスを活かしてほしいなぁと思います。

これまでの人生を振り返り、「この瞬間は嬉しかったな」「この時は嫌な気持ちになった」という当時の感情を丁寧に紐解いていき、根本的に自分が求めているものを明らかにしましょう。

例えば自分の場合は、過去を振り返る中で、クリエイティブなことに強い関心があったことに気づきました。

そのため現在は下手くそながらも創作活動にチャレンジしていて、社会人になってからも趣味としてのんびり続けていきたいと考えています。

これは、自己分析で深く自分を知ろうとしないと、気づけなかったことです。

(ちなみにITに興味を持ったのは、「環境を整える」「新しいもの・技術を使う」という自身の好きな要素から、dx化支援に強い魅力を感じたからです)

 

突然ですが私の好きな禅語に、「廻向返照」というものがあります。

自分の中にある「光」を自分の内側に向かって照らす、という意味で、めちゃくちゃざっくり言えば
「大切なことは自分の外ではなく自分の内側にあるんだよ」
ということです。

私の就活の場合、最初は合説に参加したり、ネットやマイナビで調べたりして答えを探したものの、上手くいきませんでした。

そして最終的に、自己分析で自分の内側を知ったことがきっかけで、前に進むことができました

私のように「自分は何がしたいのか」という疑問に囚われ、迷いや焦りに頭が支配されそうな時は、温かいコーヒーでも飲みながら、ゆっくりと過去の記憶に思いを馳せてみることをおすすめします。

吐き気のするようなトラウマじみた記憶に触れてしまうことも時にはありますが、そういった記憶にこそ、自分の根源的な望みが隠れています。

あと文字にするのも大事。紙やデジタル文書にすることで主観が客観になるため、それが新たな気づきに繋がります。

「好き!」「嫌い!」という感覚を、大切にしてください。

その上で、他の誰でもなく、自分のために会社を選びましょう

本当にやりたいと思えることなら、ESも面接もなんとか頑張れます。

まぁ、こんなポンコツ外大生でも乗り越えられたので、皆さんなら大丈夫です!笑
悔いのない就活ができるよう、陰ながら応援しています。

 

というわけで以上、「《就活戦記》第二弾! ~落ちこぼれ外大生、自己理解の楽しさを知る~」でした!
また別の記事でお会いしましょう!

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