【第54回】知的障がい者支援サークル「こころわ」さんにインタビュー🎤✨

※この記事は5分で読めます。

皆さん、こんばんは!
6月も一週間が過ぎ、もうすぐ一年の半分が過ぎようとしています😇
いかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は障がい者支援に取り組む「知的障がい者支援サークルこころわ」のメンバーのともよさん、なおさんにインタビュー!🌈
障がい者に興味がある方も、まったくない方も、是非記事を最後まで読んでみてくださいね🥰

 

▼こころわとは?
〇「こころわ作業所」での知的障がい者の方たちとの交流を通して、障がい者が人間として尊重される社会を目指して活動中。
〇障がい者の方々には限られた環境・人間関係に閉じ込められがちな現状があり、当事者と学生が交流することで、新しい関係を作ることを目標に掲げる。
作業所とは・・・主に障がい者の方々が社会で働けるようになるため支援をしているNPO法人の事業所。そこで働かれている障がい者の方々を「利用者」と呼ぶ。
〇サークルの「こころわ」は「こころわ作業所」の利用者さんとの交流を主な活動とする。
(こころわインスタグラムより)

 

インタビュアー:ももかか
執筆:ばやこ

団体立ち上げの経緯

ももかか
ももかか

まず最初の質問なんですが、「こころわ」さんはいつ頃、誰が、どんな経緯で立ち上げたのか教えていただいていいですか?

はい。まず2022の4月に先輩が立ち上げて、だからちょうど一年くらいですね。もともと立ち上げメンバーは社会にある差別ー障がい者だけでなく、外国人、性差別などーに関心を持っていて取り組んでいました。活動を通して問題の当事者と関わる中で、もっと大学生を中心として幅広い人たちが当事者との関わりを通して偏見を払拭できる場を作りたいと思ってサークルとして立ち上げました。

ともよさん
ともよさん
立ち上げた去年の4月から徐々に人が集まったって感じで。

なおさん
なおさん
ももかか
ももかか

なるほど。その立ち上げられた先輩は、以前から障がい者の方に焦点を当てた取り組みはされていたんですか?

そういうのではなかったですね。難民支援の「TRY」っていう団体知ってますか?

ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか

はいはい。

あれも活動されてる方で。

ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか

めっちゃアクティブな方ですね😲

こころわ作業所での学生と利用者さんの様子。

こころわ作業所での学生と利用者さんの様子。

 

日々心がけていること

ももかか
ももかか

次に作業所の利用者さんと接する時に心がけていらっしゃることとかありますか?

私は利用者さんを1人の人間として平等に接することをまず心がけていて。なので、遠慮したりとかじゃなくて、言う時はちゃんと言うし、褒める時は褒めたりとか。なんか、信頼というか平等な関係があってこその友達みたいな関係を目指してます!

ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか

実際にどういうことで注意するんですか?

例えば、結構ショッピングモールとか公共の場に行くことがあるんですけど、その時に声が大きかった時は、注意したりしました。

ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか

そうですよね、優しいだけじゃできないですもんね🤔

そうですね!

ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか

なおさんは何か心がけている事ありますか?

「私たちは健常者だからこう」「相手は障がい者だからこうだよ」みたいなそういうグループ分けとかは、やっぱりどこかしら潜在的にしちゃってる人が多いんじゃないかなって思ってて。

なおさん
なおさん

私にもぶっちゃけ今までそういう部分があったりしてて🥲
それが、「こころわ」の活動を通して、利用者さんの「考えていることだとか、話してることだとか…なんか、本当に対等にできるな」という、同じような価値観を実感したので、障がい者としてあまり括って見すぎないようにしています。

なおさん
なおさん
ももかか
ももかか

それは「こころわ」さんに加入した当初から心がけていたんですか?

一番最初は、やっぱり障がいを持つ方っていうのがあまり近い環境にいなかったので、「どういう感じなんだろう?」ってよくわかってない感じだったんですけど…🤔

なおさん
なおさん

いざサークル入って活動して利用者さんとしゃべってみると、なんか構えすぎてたなって思ったことがあって。利用者さんと話してるうちに、気を抜いていけばいいや、みたいな…結構最初の時点で感じましたね☺️

なおさん
なおさん

私も結構同じ感じで。初めて行った時のファーストインプレッションみたいなのは、自分の持っていた障がい者への偏見とは違って、「え、これ普通の人たちとあんま変わらんくない?」みたいな感じでした。みんな色々特徴とか、性格の違いってあると思うんですけど、その延長線と思っています✨

ともよさん
ともよさん

東山商店街を訪れたときの様子

 

今までのレクリエーションを通して感じたこと

ももかか
ももかか

次に今までのレクリエーションを通して、どんなことを感じますか?

そうですね…直近だとお花見会神戸動物王国に行ったり、外大散策とか。雨の日やったら作業所で映画鑑賞をしました。

ともよさん
ともよさん

感想としては、どの回の時も皆すごい温かくて😊例えばお花見するにしても、動物王国行くにしても、事前にお弁当作ったり買ったりして、そこで食べるっていうのが定番なんですけど。

ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか
楽しそう💕

それを食べてる時に「〇〇さんが作ったサラダ美味しいですね」とかそういう温かい言葉が行き交う感じが毎回あって、それを見ているこちら側もすごい心が浄化されるみたいな(笑)

ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか
なおさんは今までのレクリエーションを通してどうですか?
直近であった外大散策の時とかに、利用者さんの挨拶だったり他人に対する姿勢が素直だなって思って。
なおさん
なおさん
だからなんか、こころわの活動は、ただ楽しいだけじゃなくて、その中でも学ぶことが色々あるっていうか…
なおさん
なおさん
ももかか
ももかか
うんうん、いいですね。「こころわ」さんのメンバーの方もコミュニティが広がるというか、世界が広がるというか🌍✨
そうですね!
なおさん
なおさん

 

やりがいを感じるとき

ももかか
ももかか
じゃあ次に、そのような活動の中でどんなことやりがい「入ってよかったな」と感じますか?
まず皆で新しいことに挑戦してそれが出来た瞬間にやりがいを感じてて。皆で一緒に何度も諦めずにトライする姿が、「私たちも頑張ろう!」みたいなそういう気持ちになります✨
ともよさん
ともよさん
良かったと思うのは、サークルのポリシーで「社会との架け橋になる🌈っていうのがあって、それが少しずつ出来てるんじゃないかなっていうところですね!
ともよさん
ともよさん
具体的に言うと2つあって、1つはサークルメンバーを増やせてるっていうこと。つまり、利用者さんたちにとったら関わる人数が増えるってことじゃないですか。それは利用者さんが、今まで関わってこなかった大学生だったりとか、色んな性格の人たちと関わることが出来るから、今後社会で生活していくときに役に立つというか…
ともよさん
ともよさん
2つ目がレクリエーションを大学生が考えるっていう点なんですけど。職員さんたちが考える時もあるんですが、それのデメリットっていうのが、職員さんたちは全部、当事者の性格とか、出来ることと出来ないことを結構把握されてるんですよ。だから、「じゃあこれはできないから違うやつにしよう」って感じになっちゃうんですよ。学生が企画すると、そういうことってあまり考慮しないじゃないですか。
ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか
分からないですもんね~
だから割と初めてチャレンジする事だったり、「出来るかわかんないけどやってみよう!」みたいなのが多くて。それが出来た時に「わあ、初めてできた✨」だとか、「新たな才能が開花した🌸」みたいなのがあって、それはすごい良かったなと感じます。
ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか
なるほど!学生だからこそなんですね。じゃあ、レクリエーションをしようってなった時に、利用者さんは苦手そうとかっていうのは実際あったんですか?
ありますね。折り紙でくす玉をみんなで作る時に、手先が器用な方とそうじゃない方って当然いらっしゃるわけで。その時は、隣についてアドバイスしたり、画用紙に手順を一個一個折りにして貼っていって可視化するなど工夫をしました!
ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか
でも確かに折り紙なんてどんな人でも苦手ですもん(笑)

実際につくったくす玉を作る際のガイド

ももかか
ももかか
なおさんはどうですか?
私は、普段やっぱりあまり一人ではチャレンジできないようなことを完成した時です。例えば、ちょっと凝った料理とか、あとレクリエーションでやったりするゲームだとか。
利用者さんがその時々に、何が一番最善の行動かとかそういうのを考えて行動してくだっさているので、学生もそれを見て「じゃあ次はこうしようかな」って色々分担して動いて。
なおさん
なおさん
それが最後料理としてあらわれた時とか…レクリエーションでも自分が企画したことを利用者さんとかサークルのメンバーが楽しんでくれたりして。皆の反応を見て「楽しんでくれてるな」とか、そういう表情とか言葉に表してくれているんで、それは本当にやりがいがありましたね
なおさん
なおさん

外大で行ったリクリエーションの様子

これまでに作ってきた料理やお菓子

 

印象に残っていること

ももかか
ももかか
では次に、活動の中で何か印象に残っていることをお願いします。
印象に残っているのは、外大散策の時にある利用者さんが近くを通ったこころわ関係者ではない人に自ら「こんにちは」って挨拶をしていたんですけど。私自身は、面識のない人にいきなり「こんにちは」とかって言う勇気がない。
でも改めて利用者さんの回りくどくない素直な行動っていうのに感心しましたね。利用者さんは他者を対等に見ている。
なおさん
なおさん
ももかか
ももかか
うんうん、本当に素直な方たちなんですね✨
そうですね。なんか結構、健常者側の障がい者に対する差別は至る所にあると思うんですけど…
なおさん
なおさん
こころわで利用者さんと関わる限りでは、障がい者自身、階級分けとか差別とか全然してなくてなんか勝手にこっちが今までの偏見や印象で決めつけてしまっていたんだな、って気づいて。だから本当に、対等に人に接する姿勢に気づかされましたね。
なおさん
なおさん
ももかか
ももかか
自分が失敗したな、とか難しかったな、とかそういうエピソードってありますか?
これは、利用者さんと一緒にお買い物する時にお会計で、計算が必要だったりとか小難しい場面、料理を作るときの難しい手順の時とか。
なおさん
なおさん
その時に「どこまで助言をすればいいか」というところをよくメンバーで話し合ってて。全部こっちが1から10まで何もかも教えてしまうみたいな、そういう形にどうしてもなってしまいがちだなって思ってて。
なおさん
なおさん
それと、先ほどもともよさんが仰った「優しくするだけじゃない」みたいな。そういう感じで利用者さんの立場や「自立」を尊重していきたい、とはメンバー内での振り返りの時に毎回出る課題ですね。
なおさん
なおさん
ももかか
ももかか
確かにむずかしいですね。だって声のかけ方も色々あるし、人によってできる限度も違いますもんね…そういう反省会を毎回されてるんですか?
そうですね、はい。
ともよさん
ともよさん
毎回反省会では、利用者さん個人に焦点当てて、「この方は今日はこれが出来てこれが出来なかったけど、こういう風にしたよ」みたいなそういう感じで、メンバーと共有しあってるんですけど…やっぱり障がい者という括りじゃなくて色んな個性を持つ、私たちのメンバーもそうなんですけど、個性を持つ人間の集まりなので、できるできないはみんなあるよね、みたいな感じで🌿
なおさん
なおさん
それを本当に、例えばお手伝いみたいな立場から利用者さんの活動を支えるっていうだけじゃなくて、利用者さんの普段の活動から私たちも学ぶことがあるなって思ってます。
なおさん
なおさん
お弁当を盛り付ける利用者さん。

お弁当を盛り付ける利用者さん。

今後に向けて

ももかか
ももかか
では、今後こころわさんが団体としてやっていきたいこととか挑戦したいことってありますか?
普段の平日に利用者さんがお弁当作りや配達などの仕事をされているところに、不定期にボランティアに行っています。今年は、平日の活動も重点的に、土曜日の活動だけでは見られない表情を知るっていう意味でやっていきたいなって思ってます。
なおさん
なおさん
ももかか
ももかか
うんうん。その平日の活動は、レクリエーションと同じようにお手伝いみたいな感じで行かれてるんですか?
そうですね。いかに仕事を回すか、そういうちょっとせわしい雰囲気というか真剣な雰囲気になってらっしゃって…今まで関わってきた一人間としてでもそうだし、新たな側面を知るっていうのもあるし、利用者さんとの絆を深めていくっていうのもあって、普段私たちが目にしていない側面をもうちょっと見たいね、とはメンバーと話してました。
なおさん
なおさん
ももかか
ももかか
普段とは全然雰囲気が違いますか?
そうですね。おしゃべりが減るというか(笑)…なんか違うよね。
ともよさん
ともよさん
指図の仕方だったりとか。「これやったら次はこれやろうか」っていう、ほんとにテキパキって感じで
なおさん
なおさん
ももかか
ももかか
仕事モードですね!
作業する学生と利用者さん。

作業する学生と利用者さん。

こころわの魅力

ももかか
ももかか
では最後の質問になるんですけど、この記事を読んでいる外大生、こころわさんを気になっている学生さんに向けて、この団体の良いところを教えてほしいです。

私はまずこころわのメンバーの雰囲気から判断するに、おすすめとしては自分の芯がある人とか意見を持てる人とか。まあそんな強制じゃないんですけど。あとはやっぱり人と関わる上で必要な優しさだったりとか。普通に生活する上で、穏やかに人と関わりたいなと思ってる人とか。障がい者問題も含む社会問題、そういう色々なことに意識が向く好奇心がある人におすすめかなって思ってます✨

なおさん
なおさん

あと、こころわサークルとしての特徴でいいなと思ってるのは、「団体で合わせなきゃいけない」みたいなノリというか雰囲気とかはないです。

自分自身、「ああ今日部活行かなきゃいけないな」って思う時が、中高生の頃はあったんですけど、今はあまりそういう姿勢じゃなくて自然に「ああ今日こころわのサークルだな」って割と楽しい活動の一環として…サークル活動があまり生活の負担にならないっていうのが良いところかなって思ってます。

なおさん
なおさん
ももかか
ももかか
みんながwinwinの関係なんですね✨

そうですね。ほんとにこちらも楽しませてもらってるみたいな感覚で!

なおさん
なおさん
ももかか
ももかか

見学みたいなのも可能なんですか?

大丈夫です!いつでもInstagramでDMしてもらえれば!
ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか

なるほど。ではともよさんも最後にこころわさんの魅力を教えてもらっていいですか?

良いところは、とにかく皆さんが本当に温かくて。サークル全体としての基本的な考えが「1人1人平等に人間として見る」ということで、メンバー同士も疎外とかそういうのなく皆充実した活動が出来てるとは思います。
ともよさん
ともよさん
で、おすすめは、めっちゃふざけたやつになってるかもしれないですけど(笑)…あの作業所の職員さんって料理上手な方いっぱいいて毎回料理の知識教えてくれるんですよ。
ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか
そうなんですね(笑)
個人的にはそれがすごい勉強になってます✏️
ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか

これは普段職員の方も一緒に作ってるんですか?

そうです、はい。いつも職員さん大体2人くらいおられるんですけど、ほんとに…「お肉を煮る時はこれを入れるといいんだよ」とか(笑)豆知識みたいな
ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか

へえ~!プロですね✨

私は1人暮らししてるんですけど、そういう面でもほんとに役に立ってて。なので料理のスキルアップしたい人もおすすめです(笑)

ともよさん
ともよさん
ももかか
ももかか

では質問はこれで以上になります。本日はありがとうございました👏

ありがとうございました!
ともよさん
ともよさん
ありがとうございました!
なおさん
なおさん

 

いかがだったでしょうか?
普段、障がい者になじみが薄い、なんとなく構えてしまう、という方も多いのではないでしょうか。
この記事を読んで少しでも障がい者に対する差別がなくなったり、興味を持ったという方がいると幸いです🍀
こころわについてもっと知りたい!という方は以下のサイトを参考にしてみてください👀
Instagram
こころわのサークル紹介の記事
こころわ作業所のHP

 

最後に…

ここまで読んでいただきありがとうございました!
KCUFSプラスの運営する当サイトKCUFS+では、これからも様々な活動に取り組む外大生のインタビュー記事を掲載していきます!
インタビュー希望・推薦はこちらのフォームにご記入をお願いします✨

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