リアルタイム留学体験記!! 9月分 【後編】

 

 

こんにちは!KCUFSプラスです!

前回から始まりました新企画、《リアルタイム留学体験記!》
この企画ではみなさんに留学生の今を知ってもらうため、後期から留学をされている方に頂いた月ごとの体験記を毎月 前編と後編の二回に分けてお届けします!✉🕊

今回の後編ではドイツイギリス(ウェールズ)スペイン(サラマンカ、マドリード)の大学に留学する4名の方から留学の目的授業9月の感想などを教えてもらいました!
全員ヨーロッパの留学先ですが、9月から渡航が開始していたようで現地での様子もお聞きしましたよ!

たくさんの写真や、これから留学に行く方へ向けた教訓もいただいたのでぜひぜひご覧ください!👀

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ドイツイギリス(ウェールズ)スペイン(サラマンカ)スペイン(マドリード)

留学者のプロフィール

who am I?

■名前
Tac.S
■学科/留学年
国際関係学科/3年生
■学校名
University of Duisburg-Essen
■留学形態
交換留学
■留学期間
2021年10月〜2022年9月

 

リアルタイムレポート

今月のレポート!

■何を学ぶ予定?
主に経済学や社会学など+ドイツ語(単位交換対象外)、英語

上記の一般的な学問から東アジア地域(日中韓)に特化した講義もあります
多様な地域から集まる大学院生と、日中韓から集まる交換留学生が一緒になって東アジア地域のいろんなテーマについて研究します。交換留学生は該当地域からの学生としての貢献が期待されます。

■その場所を選んだ理由は?
高校世界史を学んだ時からドイツに興味を抱いていました。2度の大戦で敗北しながら今では世界を牽引する先進国の一つです。2010年代のヨーロッパもほぼドイツの一人勝ちと言われました。日本と同様社会保障も充実している一方で、ドイツは若者や学生にも非常に優しい国です。2021年にはメルケル首相の退任も決まっていて、EUの中心としてドイツ社会がこれからどんな道を進んでいくのか直に見てみたいと感じていました

外大で1回生の時に留学生とのJLPプログラムに参加していて、その時のパートナーがまさしくドイツのデュースブルク・エッセン大学から交換留学に来ていた学生でした。ドイツは物価も安く、学費は無料で学生は州内の公共交通機関も無料で自由に移動できる、とかなんとか。たくさん話を聞くうちに絶対ドイツに行こうという気になっていました。笑

日本語と英語の他にもう一つ使える言語がほしく、英米カナダなど他の選択肢もありましたが、それらの地域を選ぶとせっかく研修語学で2年間学んできたドイツ語が無駄になってしまうと思い、ドイツ語を学び続けることに決めました。

1回生の2月にコロナが世界を覆い、僕の想定していた学生生活は全く違うものになりました。皆さんの多くもそうだと思います。日本が1年以上足踏みしている間に、すでに社会が大きく動き出している国が世界にはたくさんあり、YouTubeやスマートニュースで毎日のように国際ニュースを見ていると、学業よりもバイトが優先されているような日本での学生生活に嫌気がさして、またそこから抜け出せずにいる自分にも葛藤を抱いていました。自分なりの生活を組み立てていましたが、日常を大きく変える大きな出来事がほしかった、そんな自分には交換留学はとても良い選択でした。

■留学目的・意気込みは?
高校生ぐらいまでの自分だったらまた何かバカでかいことを書いていたかもしれません。が、留学目的の半分は筋トレです。日本で生活していた頃と変わりません。以下、残り半分です

ドイツは学費が基本的に無料なので大学ごとの学力の差が小さく、どこでも水準の高い授業が受けられます。その恩恵を享受するためにヨーロッパ域内や世界の様々な地域から多様なバックグラウンドを持った人々が集まります。そんな貴重な機会を利用しない手はないですよね。たくさん交流し、世界中に友達を作ります。

また順調にいけば、4回生の後期に帰国し卒論等を終わらせて4年ストレートで大学を卒業することになります。就職活動はどうするかということですが、卒業後は再びヨーロッパの大学院で修士(マスター)を取得したいと考えています。日本での院進学も一時期考えましたが、学費や奨学金、文系修士の日本での立ち位置を踏まえると海外での進学が望ましいと思います。自分にとって、この一年の交換留学は自身が院生レベルの授業にどれだけついていけるか計る1年になります。院生になるためには語学能力もさらに高い水準を要求されるので、そこも見据えて今学期の授業は語学のウエイトを大きくしています。

バカでかいことかどうかは分かりませんが、ちょっと野心的なことを書いてしまいましたね。笑

■授業について詳しく教えて!
ドイツ語で行われる学部の授業はとてもついていけないので、留学生は院生と一緒に英語で行われる授業に参加します。

とは言っても現地での生活に馴染むためにはもちろんドイツ語が必須になりますので、ドイツ語の授業も受けています。注意が必要なのは、英語以外で行われる授業は単位交換の対象にならないという点です。
私は3年前期までで専攻やゼミ以外の卒業に必要な履修数を全て取り終えたので、時間割を決める際に余裕がありました。外大が3回生以降の留学を推奨する理由はそこにあります。ドイツも日本と同じで一つの授業は90分単位ですが、何時間目という決まった時間はなく、授業によって時間帯も様々です。

■生活など詳しく
日曜は基本レストラン以外の全てのお店がお休みです。働き手には嬉しいですが、お客側としては少し不便ですよね。平日も夜8時以降はスーパーとレストラン以外のほとんどのお店が閉まります。キオスクというほぼ24時間開いているコンビニのようなお店もありますがあり得ないくらい値段高いです。笑

電車はよく遅れます、むしろ遅れずに運行している方が珍しいくらいです。10月1日から冬学期が始まり、大学からセメスターチケットが配られます。これを持っている学生はバスや鉄道、レンタル自転車などのほとんどが無料で利用できます。範囲はノルトライン・ウェストファーレン州の全域です。また電車内や駅、ショッピングモール、スーパーなど多くのお店でフリーWIFIが通っています。回線は決して良好ではありませんが余計な登録が要らないので便利です。

やはり日本に比べ高齢者が少ない印象があります。車移動が一般的なので交通機関も混雑する様子はありません。また現地で1ヶ月もすると、食生活などから見ても日本人が長生きする理由がよくわかります。

さすが世界随一の自動車産業を誇るだけあって車だらけ世界です。国土も広いのでガレージより路駐が一般的です。高速道路でお金を払うのが当たり前の日本と比べ、ドイツのアウトバーンは通行料無料で、速度制限もなくロケットみたいに飛ばしている車もいます。笑

スーパーの物価は信じられないくらい安いです。穀物や果物、乳製品やその他、時には日本と同じ値段で3倍以上の量を買えたりします。Bio製品やVegan用にも選択肢が豊富にあります。外食で安いのはケバブとピザで、600円程度で十分にお腹いっぱいになります。一般的にそれ以外の外食は日本より高い印象です。スーパーでの買い物、自炊こそ正義の国です。

天候は快晴という日は少ないですが湿度が低く、汗を滅多にかかないのでとても快適です。平均気温は日本より7−8℃ほど低い印象です。日中とそれ以外の気温差も激しいので注意です。

ドイツ人は週に1−2回のペースでパーティがあります。誕生日やクラス会、友人集まりなど、毎週なんかしらの大きなパーティがあります。週末にそこで目一杯楽しむために、平日はとても精力的に勉学やタスクに取り組んでいます。みんなアルコールにめっぽう強く、ビアポンやカードゲームをしながらアルコールをどんどん体内に放り込んでいきます。酔っていると初対面であろうとなんだろうと一気に仲良くなれるのでみんなとたくさん話せます。ドイツがこんなにもパーティ気質だとはとても想像していませんでした。笑

自転車道が整備されている町が多く、ないところでは自転車は車道を走るのが一般的です。日本のようにふらふらのお年寄りが自転車で突っ込んでくる心配もベルを鳴らされる心配もありません。歩道と車道の間は路上駐車や街路樹で緩衝材になっているので車に轢かれそうになるなんてことも一切ありません。信号は切り替わるのが早いので待つ時間が短いです。またレンタルバイクと同様に電動スクーターも普及していて、街の至る所に置いてあります。

■初月の感想
渡航日の9月18日から入寮日の10月5日まではAirbnbで宿を取ったり、友達の家に泊めてもらったり、ミュンヘン旅行に行ったりしました。スーツケースを全部開けられないのがまどろっこしく感じましたがほぼ毎日出かけて観光していたので問題ありませんでした。バディや元JLPの友達がいろんな手続きを手伝ってくれました。

渡航以前からコネクションがあったおかげで非常に充実していました。そういう意味でもやはり交換留学制度というのはとても魅力的で、1回生の時から僕らのパートナーにドイツからの学生をマッチングしてくれた国際交流センターのスタッフの皆さんには本当に感謝しています。

入寮日も順調に部屋に入りました。やっと全ての荷物を出せる〜と思っていた矢先、隣人の学生からここは女性のみのフロアだよと伝えられ、混乱しました。どうやら管理人の手違いで間違ったフロアに配属されてしまったらしく2日後に再び別のフロアに移動することに。色々とばたつきましたがやっと落ち着きました。新しいルームメイトはロシア人のナイスガイで、アメイジングスパイダーマンのアンドリュー・ガーフィールドに似ています。アルコールやコーヒー、食事を交えながらお互いの文化や背景について語り合うのは非常に新鮮です。入寮前の情報では10人以上のフロアのメンバーと大きなキッチンを共用で使うことになっていました。が、おニューの部屋ではルームメイトと二人で共用するキッチンで、何かと便利で満足です。


■今後のスケジュールは?
10月中はビザの申請やジムへの入会登録など手続きを進めます。またほとんどの授業が第2、3週目から始まるので、本格的に留学生活がスタートという感じです。平日は授業に自炊、フィットネス、休日はパーティやセメスターチケットを使っての旅行など楽しみたいと思います。

ー現地の写真もいただきました📸✨ー











留学者のプロフィール

who am I?


■名前

anaii
■学科/留学年
英米学科/4年生
■学校名
University of Wales Trinity Saint David
■留学形態
自費留学
■留学期間
2021年9月〜2022年1月

 

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今月のレポート!

■何を学ぶ予定?
教育学です。イギリスやウェールズの教育について学びます。

■その場所を選んだ理由は?
イギリス国内に私が学びたいことを学べる大学が2つあり、私の英語力に合っていたのが今の留学先でした。

■留学目的・意気込みは?
日本とイギリスやウェールズの教育を比較して、日本の教育がどうしたらより良くなるかを考えながら授業に望みたいと思います。
また、イギリスで教育を受けてきたクラスメートたちと一緒に学ぶことで異なる考え方や感覚に触れられると思うと楽しみです。

■授業について詳しく教えて!
私の留学先の授業形態は特殊です。
前期は3つ授業があるのですが、1つの授業を完全に終えてから次の授業に移ります
例えば、9月は国語、10月は数学、11月は英語の授業だけを受けるような感じです。
火曜日にキャンパスでの授業が5時間、水曜日にTeamsでの授業が2時間半、それに加えて2時間分の課題(今週はオンラインフォーラム上でのディスカッション)、これが1週間の流れです。これを4週間(4週目は課題作成の週)終えたら、次の授業に移ります。

現在履修中の授業はイギリスとウェールズの教育の変遷についてです。ウェールズ独自の教育がイギリスと一緒になった背景などを学びます。

■生活など詳しく
到着後、10日間の隔離がありました。
10日分にしては十分すぎフードパックが大学から支給され、自分で軽く調理をして食事をしていました。留学生担当のスタッフがこまめに電話をくれて、食べ物は足りているか、必要なものはないか確認してくれました。
大学の建物は街中に点在していて、寮から私が授業を受けるキャンパスまでは歩いて20分かかります。周辺にはスーパー、カフェ、マーケットなどがあり、生活するにはとても便利です。
海が近くて景色も綺麗なので、よく出歩いて買い物や探索をしています。

ー現地の写真もいただきました📸✨ー
1枚目:中央と右に見える建物がキャンパスです

2枚目:左に見えるのが寮の裏側です

3枚目:キャンパスのすぐ隣が海です

■初月の感想
とにかく隔離が暇でした。同じくイギリスで隔離していた友達とよく電話をしていたのですが電話で話すだけでも安心感があって友達の存在って大きいなと改めて感じました。
そして人によって英語の訛りの度合いが違うので、英語が聞き取れない時は本当に理解できません。特にクラスメートは大学1年生にあたるのですが、日本の大学で言う地方から来たばかりで訛っているのと同じで、これは英語なのかというぐらい訛りが強い人もいます。
また、ウェールズの公用語は英語とウェールズ語なので、道路標識や大学内の表示、授業のパワポのスライドまでウェールズ語と英語で書かれていて新鮮です。

■今後のスケジュールは?
9月末から授業が始まったのでしばらくは授業です。

留学者のプロフィール

who am I?


■名前

三角ちなつ
■学科/留学年
イスパニア学科/
3年生
■学校名
サラマンカ大学
■留学形態
交換留学
■留学期間
2021年9月〜2022年6月

 

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今月のレポート!

■何を学ぶ予定?
教育学部に所属して教育史や教育社会学を学ぶ予定です。

■その場所を選んだ理由は?
歴史のある大学であること、留学生の数も多く様々な学生がいること、街全体に歴史的な建造物が多く景色が良いこと、学部留学ができることなどに惹かれました。

■留学目的・意気込みは?
教育はずっと興味のあった分野なので、この留学でたくさん勉強したいと思っています。
実際の授業を受けてみて、学部の授業についていくためには想像以上に努力しないといけないと感じました。スペインには勉強しに来ているんだということを忘れず頑張ろうと思います。

■授業について詳しく教えて!
教育学部の授業は一つの科目が週に四時間で構成されています。
二時間授業が週二回の科目もあれば、木曜に三時間と金曜に一時間などの科目もあります。

9月は学科を二グループに分けて対面とオンラインを週ごとに入れ替えていましたが現在は全員対面で授業が行われています。

教育史の授業はパワーポイントや授業資料がなく、三時間ひたすら話を聞くだけなので正直あまり理解できていません授業で扱っている内容とは別の内容の100ページ近いPDF資料が配られ各自で読むようにと言われました。期末テストとは別に、提示された数冊から一冊選び著者や内容について発表するというループによる発表もあります

■(渡航してれば)生活など詳しく
住んでいるところは学生寮です。個室で、食堂などはないのでマンションと大して変わりませんが、セキュリティーの面はかなりしっかりしています

物価が安いのでスーパーで買いものをして自炊をすれば食費は月1.5万円で十分食べられます。
朝ごはんは安く食べられますが、昼食や夕食は物価のわりに高めです。
醤油はふつうのスーパーでも売っていて、アジアの食材を取り扱っているお店に行くとインスタントラーメンやカレールー、料理酒、みりん、ふりかけ、のり、うどんなどが買えます。

あからさまな差別、クライムヘイトなどにはまだあっていませんがアジア系の留学生は見た目からわかりやすいので視線を感じることはあります。
22時頃から遊びに行って2時頃に帰ってくることが普通で、翌日に授業がないときはかなり遅くまで集まっていたりするので活リズムは乱れがちです。

留学生支援団体のようなものがあり国内旅行のツアーや言語交換会などが行われていますこの団体のイベントに参加しておけば留学生の友人はすぐにできます。これとは別に、日本語に興味があるスペイン人と日本人留学生の言語交換会も週に一度行われています

■初月の感想
特にトラブルもなく概ね楽しく過ごせています。友人もできて滑り出しはいい感じです。

最初の二週間は目に入る景色が新鮮でしたが、思ったより早く慣れてしまいました。
細かいところは日本と違うところも多いですがお店や設備は日本と変わらないので普段の生活には大きな変化はありません。
ただ、日本では無意識のうちにできたことも一つ一つスペイン語に訳したり日本語に訳したりしないといけないのでちょっとしたことで疲れます

■今後のスケジュールは?
12月半ばまでは前期の授業があり、1月の10日ごろの休暇明けすぐに期末テストがあります。
期末テストの一週間後に追試期間が設けられており、追試がなければテスト後二週間程度また休暇になります。

留学者のプロフィール

who am I?


■名前

ミセ
■学科/留学年
イスパニア学科4年
■学校名
マドリード自治大学
■留学形態/奨学金
交換留学/JASSO(日本学生支援機構)の奨学金

■留学期間
2021年9月〜2021年7月

 

リアルタイムレポート

今月のレポート!

■何を学んでいますか?
日本の文学とスペインの地理について学んでいます。

留学以前はスペインの文学について学ぶ予定でしたが、今年度からスペインについての授業を履修するためには特定のスペイン語資格をとらなければいけなくなり、その資格の取得が間に合わなかったんです。
実は私は去年に交換留学をするはずだったのですがコロナで行けなくなり、今年もどうせいけないだろうとタカをくくって休学をして好きなことでもしよう!と思っていたのですが、6月ぐらいに急に留学に行けることになり(というか中止の連絡が来なかった)、スペイン語も少し忘れた状態でやって来ました。
来れてよかったのですが、やっぱり準備は大事ですね。

■その場所を選んだ理由は?
首都であるマドリードには何でもあるからです!
スペイン演劇の劇場もあります!(スペイン文学が学べなくなり熱が冷めてしまったのでまだ見に行けてませんが…)
スペインの真ん中あたりにあり、交通機関も充実しているのでとても便利です。
同じくマドリードに留学している友人は南の海辺まで夜行バスで5.6時間で行けた!と言っていました。

■留学目的・意気込みは?
語学力の向上!今は最低限の日常会話ができるだけで正直授業も理解しきれていません。
あとスペインのいろんなところにも行きたいです。

大学生は美術館の入場料がタダですし、月々20ユーロ(3000円弱ほど)マドリード市内の電車、地下鉄、バスなどが乗り放題の定期券が買えます
ちなみにこの定期券については学生でなくても25歳以下なら買えます。
皆さんもスペインで一か月以上滞在される場合はぜひ利用してみてください!

■授業について詳しく教えて!
現在は対面授業ですが、三週目まではオンラインと対面を隔週で受けてました。

留学前から対面の予定だったのですが、コロナ対策で後期の初回授業の前日にクラス生徒をオンライン組と対面組の半分に分けて授業をすると言われ、
DNI(”Documento nacional de identidad” 日本で言うマイナンバーみたいなもの)の下一桁が偶数か奇数かで半分に分けていたのですが、やはり偏りがあって明らかに半々ではなかったです。しかし大学側はまったく気にしていませんでした(笑)

授業一コマは週に3時間で、それを2時間と1時間に分け二日かけて履修します。
ただ日本文学の授業は週4時間を2時間と2時間に分けています。

(ミセさんの時間割がこちら↓)


日本の文学の授業には日本に関心のある生徒たちばかりなので、日本語で話しかけてくれてすぐに仲良くなれました
地理の授業は2.3年生ばかりで、すでにコミュニティが出来上がっているような状態なのであまりなじめていません…。きっつい……

■(渡航してれば)生活など詳しく
学校が広いです!学部ごとに支援センターや食堂がある感じです。

コロナはみんなあまり気にしてません。現地の人との会話でコロナの話題にならないです。街中でマスクをしている人も半分くらいで全然夜にパーティーもやってます(笑)

今住んでいるのは大学が用意した寮とかではなく、自分でネットで探した物件です。
留学前の6月くらいにこちらのサイトを使って見つけました Spotahome
スペインだけでなく、ヨーロッパ圏の主要な大学の近くの物件を検索できます。留学先の物件を探す際によければ使ってみてください!

このサイトはマドリード自治大学に留学したことのある先輩や友人から教えてもらったのですが、皆さんも相談があればウェルカムなのでぜひぜひ聞いてくださいね!😊

■初月の感想
トラブルがたくさんありました
。とくに初日が本当に踏んだり蹴ったりでした😂

まず出発時に関空で全然お店が開いてなくて時間をつぶすのに苦労しました。
コロナで空港の利用者が少なく、深夜の出発ということもあり、ご飯屋さんも数件しか営業してませんでした。
また持ち込みの荷物予約時に学生かどうかの項目にチェックを付けていれば40㎏まで持ち込めたのですが、それを知らずにチェックを入れてなかったので25㎏までしか持ち込めず…。
服が足りないので今度買いに行きます(笑)これから留学行く方は気を付けてください!

さて計17時間の長旅を経13時半にマドリード到着後、空港でスーツケースがなかなか出てこなくて何十分も待ち、やっと受け取れた!と思ったら今度はスマホが使えない
海外でWi-Fiを使うためにはその設定をしないといけないのですがやり方が分からなかったんです。そして空港のWi-Fiにもなぜか接続できず、空港から家までの道のりが検索できませんでした

しかし家のチェックインを15時に約束していたのでとりあえず向かわないと!と思い、勘だけを頼りに電車に乗ったのですが、乗り継ぎに手間取ってしまい(本当は乗り継ぎしなくても1本で行けた)結局家の前に着いたのは16時
本来であれば入居の案内をしてもらうはずでしたが、もちろん家の前には誰もいません。どうしようもなかったので一応インターフォンを鳴らしてみることに…

すると中からルームシェアの同居人が出てきたので家の中に入れてもらい、ようやくスマホにWi-Fiをつなげることができました。
そして不動産の人に電話でこれまでの経緯を説明して、どうしたらいいかを聞いてみると、「明日、オフィスに部屋のカギを取りに来てくれ」とのこと。
電話を終えて、「もう今日は共用スペースで過ごすしかないのか…」と思っていたのですが、同居人からいきなり「今から出掛けてくるから出て!」と言われ、言葉もよくわからないので「OK,OK!」と従うしかなく、外に締め出されてしまいました。

仕方なくエントランスホールのソファで同居人が帰ってくるのを待つことにしたのですが、これがなかなか帰ってこず、深夜の1時になってもまだ帰ってきませんでした、、、
この時スーツケースは家の共用スペースに置きっぱなしで手元にはリュックのみ。
夜中1時にリュック一つでホテルを探す旅に出かけることとなりました。
必要なものを全てリュックに入れていて本当に良かったです。

路上生活者に話しかけられながらも無視を貫いて、最寄り駅の前のホテルまでたどり着きました。
カウンターで「今から1泊できますか⁉」と必死に訊ねると「OKOK!👌」と言ってくれたので、支払いをVISAでしようと機械に番号を入力したのですが、「暗証番号が間違っています」という表示が、、、!!
私は日本ではJCBカードしか使っておらず、VISAの暗証番号を間違って覚えていました
しかしこのホテルは運のよいことにJCBカードが使えたので何とか宿泊することができました!
ヨーロッパでは基本的にJCBカードは使えないので皆さんはVISAの暗証番号をしっかりと覚えておきましょう。

こんな初日で踏んだり蹴ったりではありましたが、なんだかんだで本当に運がよかったです…
スマホに頼らず家にたどり着けたことからホテルに泊まれたことまで、すべてが奇跡の連続でした!

2日目はカギを取りに不動産屋さんのオフィスに向かったのですが、その道中に超有名な人の銅像や美術館があり、スペインに来たんだな~とやっと実感できた楽しい一日でした😊

それから授業が始まる2日前に学校までの行き方を練習しておこうと思い、駅まで行って電車のチケットを買おうとしたのですが、クレジットカード(VISAとJCBのどちらも)が使えず戸惑いました。
他のスペインに留学していた友人もクレジットカードが使えないというトラブルがあったみたいなので、もしかしたら日本のクレジットカードとスペインの認証の機械との相性が悪いのかもしれません。
これから留学に行かれる方は、もしもの時のために必ず現金を持っておくことをおすすめします!

初月の感想と言いつつトラブルエピソードばかりになってしまいましたが、楽しかったこともありますよ!

スペインバルに行ったのですが日本の居酒屋よりも全然安くて、十分食べたと思っても一人当たり1000円もいかないくらいです!
そして安いだけじゃなくておいしいです。

自分はあまりお酒が飲めないのですが、”Tinto de veranoティント・デ・ベラノというカクテルがすごくおいしかったです!
お店の人は赤ワインにファンタレモンを入れて作っていたので日本のおうちでも簡単に作れると思います!

ー現地の写真もいただきました📸✨ー
・世界遺産エル・エスコリアル修道院

中には絵画や昔のスペインの王様のお墓がありました。
大学生で6€かかりましたが、曜日や時間帯によっては無料で入場出来るそうです。

サッカー観戦もしました!

実は本場のサッカーをみるというのも留学の目的の一つでした。
スペインでは熱狂的なファンが多くて、みんなサッカーチームのユニフォームを普段着として着ています(笑)

■今後のスケジュールは?
来月も授業ですね。
あと同じくスペインに留学している友達と旅行にも行きます!

 

ーインタビュー後に追記のメッセージをいただきました!ー

『先日のインタビュー内で話忘れていた困難エピソードを二つ思い出しましたので以下に記載いたします

マドリードに着いて間もないころ、大学構内を歩いているとアンケート用紙のようなものを持った女性が声をかけてきました。スペイン語で「恵まれない子どもたちのために”署名”をお願いします。」と言っていました。私は快く引き受け用紙に記名しました。すると女性は「この”署名”が正しいか確認するからパスポートを見せてくれ。」と言ってきました。何か怪しい雰囲気を感じ取った私は「持っていない。」と嘘をついて乗り切ろうとしました。しつこくパスポートを要求してきた女性でしたが、ついに諦めてくれました。そのあと「”署名”の横に日付を書いてくれ。」と言われました。私はこれに従いました。すると最後に女性は「いくら払える?」と聞いてきました。初めは何を言っているのかわかりませんでしたが、よく用紙を見てみると隅っこに小さく「最低20ユーロ」と書かれていました。今思うと逃げてしまえばよかったのですが、当時の私はおとなしく20ユーロを払いました。あのお金が本当に恵まれない子どもたちのために使われたのかはわかりません。女性は他のスペイン人に目もくれずいかにもアジア人顔をしている私に声をかけてきました。狙われるんだなーと実感した一件でした。

スペインに来て1か月が経ったころ、マドリードの中心地で人と待ち合わせをしていました。少し早く着いた私は近くの壁にもたれてぼーっと待っていました。すると背の高いアフリカ系の男性が英語で声をかけていました。「どこ出身?」「日本だよ」「いいね、これあげる」男性は有無を言わさず私の腕にミサンガを通しきつく縛りました。あ、これはよく聞く詐欺の手口だ、と思った私は「これ無料?」と尋ねました。「もちろん。」と言ったかれはさらにミサンガを二つ私に寄越しました。彼は英語で何かを言っていますがあまり聞き取れませんでした。頑張って聞き取れた単語は「~ユーロ払え」でした。やられた、と思った私はミサンガを無理やり外そうとしながら「お金を取るならこれはいらない、返す。」と答えました。すると男性は私の手を力いっぱい握りしめながらしきりに「アフリカのマフィアを呼ぶぞ。」と言い、スマホの画面に電話番号を入力するふりをしてきました。さすがに無理があるだろ、と思った私は詐欺であることを確信し、強引にミサンガを外して男性につき返し、その場を後にしました。男性の「アフリカのマフィアだぞ!」という捨て台詞を背中で聞きながら足早にその場を離れました。今思うと最初から相手にするべきではありませんでしたが、そのときはこの人を無視して怒らせたらどうしようという不安が勝っていました。やはりいかにもアジア人な見た目なので狙われやすいのでしょうね。怖かった。

この教訓が未来の留学生を助けてくれると信じています。』

以上、9月のリアルタイム留学体験記【後編】でした!協力者の皆様、レポートのご提供本当にありがとうございました!

みなさんいかがでしたでしょうか?
レポートを読んでもっと詳しくお話を聞きたい!と思った方は、こちらの留学相談ひろばのフォームからぜひお申し込みください✨

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こちらのリアルタイム留学体験記に協力してくださった、Tacさん、anaiiさん、三角ちなつさん、ミセさんと繋がりたい!という方はこちら↓

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そしてもっとたくさんのリアルタイム留学体験記をお届けしたいので、もし現在留学に行っている方(オンライン留学でも!)がお知り合いにいればぜひお声掛けをよろしくお願いいたします!🙇‍♂️
↓↓詳細&応募フォームはこちら!↓↓
「リアルタイム留学体験記」協力者募集✨ (google.com)

 

なんと!前回の記事の公開後、ありがたいことに新しく2名の留学中の方にご協力いただけることになりました!
来月からその方のレポートもお届けしますのでぜひお楽しみに😊

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!

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