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はじめに
こんにちは!
今回は現在KCUFSプラスが主催として行っているイベント”第4回 OBOGによるジョブセミナー JOBinar!”にて講演くださった伊藤芙悠子さんの記事です!教師を考えている方は必見です!
動画はこちらから
記事はあくまで講演を簡略化したものです。より詳しく知りたいという方はこちらの学生確認フォームにご記入いただくと、メールにて動画を受け取れます✨
※受け取った動画は外大生限定です!他者に公開しないようにお願いします!
外大生限定動画はこちらのフォームから🎈
それではスタートです!
プロフィール
2017年3月 第二部英米学科卒業
2017年4月〜 神戸市立須磨翔風高等学校
2020年〜 出産し、現在育休中
教師になるなんて最初は全く考えていなかった伊藤さん。
しかし、海外ボランティアなどを通して世界中の人と会うたびに日本人の英語のできなさを指摘され、「英語の使える日本人を増やしたい!」と思い、教師を志望するようになりました✨
講演パート
1日のスケジュール
忙しいときもあるけれど、ずっとしんどいわけではありません😲
ポイントは優先順位を決める事!
生徒にとって元気な先生が一番なんだから休むことも大切です😄
教師のいいところ
・自分のやりたいことが1年目からできる
授業づくりや部活動など、何でも自由にできます!
・プロ集団の中で成長し続けられる
周りの先生もみんな子供想い、悪い人はいない。
仕事をするうえで、誰と一緒に働くかって言うのは大切です!
・言葉にはならない感動がある
部活引退、卒業式などは感動しちゃいます。。
・給与が安定していて、福利厚生もよい
コロナ渦でも給料減ることなし!
教師の大変なところ
・成果がすぐ出ない!
・思春期の生徒が複数人
・勤務時間が長い
教師として楽しくキャリアを築くために
まず前提として、
この世にストレスゼロの楽な仕事なんてない!
職種によってストレスの種類や程度が違うので、それを理解したうえで自分の価値観に合う仕事を選ぶのが大切です👍
教師に向いている人
じつは、、、、ないんです!
実際に自分教師向いてると思って教壇に立つ先生は少ないです。
向いてる向いてないかではなく、「何を大切にするか」を胸に日々頑張っています!
その中でも大切なのが、
目的・ビジョンを持つこと
これがないと、一貫性がなくなってただやるだけになってしまいます。
教師のお仕事だけじゃなく、すべての仕事・学校生活に当てはまりそうですね💫
心がけてほしい4つのことー楽しく教員生活を送るためにー
・謙虚であること
素直にごめんなさい・ありがとうと言えること。先生だけじゃなくて、生徒に対しても謙虚であることが大事です。
・柔軟であること
事前準備通りに授業が進むことは少ない。帰るのが遅くなることもある。そこで嫌な顔せずに取り組めるように柔軟でいる必要がある!
・困ったときは助けを求める
担任の先生が全てを背負い込む必要はない。チームで動くのが学校現場。困ったら助けを求めることが大切です。
・頑張るときと休む時の切替え
朝早くに出勤して夜遅くまでずっと100%はムリです!休むことも大切!
外大生が教師になることって?
・外大生は語学の専門性が高いため、求められている人材であることは間違いありません!
・教育学部じゃないことから、広い視野を持っている!
・外大生ならではの、スマートさやコミュニケーション能力など教師として生かされる部分が多い!
外大生も教師として活躍できるんですね!
ほかにも、教育実習についての授業づくりのポイントなど、貴重なお話をいただきました!
Q&Aパート
ここからは当日に出た質問の一部をご紹介していきます!
教える上で大切にされていることはありますか?
・自分が英語を一番楽しむ
・苦手な生徒にも分かる授業づくり
の2つですね!!!
まず1つ目に関してですが、「英語を使える日本人を増やす」というモットーのもと、自分が一番英語を楽しむ意識でやっています。教師が楽しく指導している様子は生徒にも必ず伝わります!
また2つ目について、私は幸い英語が得意たったので、苦手な生徒のことは正直理解してあげられていない部分もあると思います。そこで悩むことも多々あります。そこで、少しでも何でも良いから生徒に”成功体験”を感じられる機会を取り入れています。例えば、「プリント全部埋められた!!」とか!
学生時代の活動で教師のお仕事に役立ったことはありますか?
教師にかかわらずかも知れませんが、
1.組織のリーダー経験
→人の上に立つ大変さ、苦労を経験しておく
人前で話すことになれておく
2.幅広く物事に関心をもつ
この2つを身につけておいて損はありません!!
まず組織のリーダー経験としては、私は大学時代に語劇の監督をやっていたので、そこで人の上に立つ大変さを身にしみて感じました。当時は本当に色々苦労したこともあったけど、その甲斐あって今では生徒に何を言われても気にならない強靱なメンタルを手に入れましたね(笑)。さらに大学の講義ではスピーチやプレゼンテーションのある講義を積極的にとっていました。これによって人前で話すことに慣れましたね。この経験も教師をする上では非常に役立っています。
次に2つ目についてですが、日頃からニュースや新聞を読んで世論を知ることももちろんですが、大学生の今だからこそ、いろいろな人に出会っていろんな価値観に触れることもとっても大切です!!私は教師になって、プラーベートではなかなか関わらないだろうな~という生徒と触れあう機会も多々あります。そんなときに、いろんな価値観を受け入れようとする姿勢は重要だと再認識するのです。
なぜ塾講師ではなく教師を選ばれたのですか?
もちろんそういう業界で働きたいという思いもありますが、現在は公立学校の教師にこだわっています。
実際に塾や留学は経済的理由から通うのに困難な子も多くいます。そんな子たちに英語を教えられる環境はやはり公立学校です。塾や留学に行けなくても、質の良い英語教育を受けさせてあげたい!むしろそういう子たちこそ英語を武器にすることで将来の選択肢が増えて、社会全体の底上げにつながると信じています。少なくとも、私が受け持った生徒達には英語を得意になってもらって、今後の人生において少しでも役立ててもらいたい、と言う思いで公立高校の教師をやっています。どんな子どもにも平等な英語教育が必要です。
教師になる前に(企業に就職するなど)社会経験を積むことは良いことですか?
とっても良いと思います!!!
実際何年か企業に勤めた上で教員になられている方も多くいらっしゃいます。
採用試験でも社会人枠があるので、決してマイナスになることはなく、むしろ生徒に進路指導をする際にはよりたくさんの選択肢を根拠をもって提案してあげることができるので、とってもプラスだと思います。
ただし教育実習への取り組む態度や、発言には慎重になるべきです。教員になるつもりではなくとも教育実習は真剣に取り組むべきで、そうすることで学ぶことも増えていきます。
改めて動画はこちらから
記事としては以上になります。より詳しく知りたいという方はこちらの学生確認フォームにご記入いただくと、
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