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皆さんこんばんは🌙インタビューの金曜日です。
一週間お疲れさまでした!
あっという間に過ごしやすい季節になりましたね🍁
さて今回は認定NPO法人FutureCodeの学生部BYCSの
代表を務める、英米学科2回生の松尾さんにインタビューを実施✨団体の活動についてや代表としての思いなどを話していただきました!!
聞き手:あったん
ページコンテンツ
BYCSでの活動について🤝
あったん
じゃあ早速なんですけど、松尾さんのBYCSでの活動について教えてください!
メインの活動としては、西アフリカのブルキナファソという国で作られたシアバターを輸入し、それを使用したハンドクリームを販売することで、現地に雇用を生み出して、その売上を支援に回すという活動をしています。
松尾さん
あったん
ボランティアで‥すごい!その活動をしようと思ったきっかけとかってあったんですか?
私も何かボランティアサークルに入りたいなって思って色々見学に行ったんですけど、国際協力という言葉を聞いたことはあったけど募金しか私は思いつかなくて、
松尾さん
BYCSのビジネスでハンドクリームを売ることで国際協力という新しいやり方を見つけて、単純にそれに惹かれました。
松尾さん
国際協力って聞いても何したら良いんだろうって思う人が多いと思うけど、こういう活動で協力になっているということを広める側になりたいと思い、入りました。
松尾さん
シアバター配合ハンドクリーム
”hadanishea”(ハダニシア)
あったん
ハンドクリームってもともと誰をターゲットにして販売していたんですか?
最初は国際協力に興味がある方とかだったんですけど、
松尾さん
質自体もお肌によくないと言われている5つの成分は無配合だったり、実際に神戸セレクションというのにも選ばれていて品質も保証されているものになっているので、30~40代の女性の方に人気になってきていて。
松尾さん
当初とはターゲットが変わってしまっているというのはあるんですけど、そういった形で色んなお客様に手に取っていただけている商品になってきているという感じです🙂
松尾さん
あったん
そうだったんですね!
基本はWebサイトで販売しているんですけど、たまに週末にイベントに出店したときに立ち止まってくださる方は30~40代の方や、50代の方が多くて、たまにプレゼントで男性の方も買って行ってくださることがあります!
松尾さん
あったん
幅広い層に手に取ってもらえてるんですね🌟
そんな中、課題も‥‥。
あったん
今聞くと良い感じに売れてるんじゃないかなって勝手に想像してるんですけど、逆に課題とかってありますか?
ターゲット層は幅広く聞こえるんですけど、国際協力に何も興味無い人もいるわけで、
松尾さん
ブルキナファソがこういう貧困状態で、1.9ドル未満で過ごしている極度の貧困状態の人が国民の3割を占めているとか、そういう話をすると共感してくれる人は多いんですよね。でも、そこからじゃあハンドクリームを買うってことに繋げるのが難しくて、
松尾さん
どうアクションに繋げるのかの話術だったり、実際に自分ごととして捉えてもらうにはどうしたらいいのかっていうのが、私たちだけでなく国際協力をしている団体にとって課題なんじゃないかなって思います🤔
松尾さん
あったん
たしかに‥。
やっぱりなじみのある商品に手が行っちゃいますよね。
松尾さん
ずっと同じ商品を使ってる人にとってはなかなか買いにくいというのもあって、そこもちょっと難しいですね。
松尾さん
あったん
ビジネスとしての難しさがありますよね‥。これまでされてた工夫とかありますか?
コロナとかで対面販売をあまりできていなかったので、自分たちの話術というか、実際に話して買ってもらうことで、購入に結びつけるという機会が減っていたんですね。
松尾さん
自分がどう思ってるかを話すことで、しっかり相手に伝わるんじゃないかなと思うので、最近はこの活動を続けることが大事だと思ってます。
松尾さん
あったん
そうですよね。でも逆に言えば、オンラインの経験があったからこそ、コロナ前だったら経験しなかったこと、コロナ禍だから経験したこともあると思うんですね。
あったん
そういった中で、オンラインなりの工夫とかもあったんですか?
コロナ前はお店に実際に訪れて、商品を置いていただけませんかってしていたのを、全てメールとかオンライン商談に切り替えたんですね。それしかできなくなっちゃって。
松尾さん
でもプラスの面もあって、神戸とか大阪とか近畿地方の近い所だけでなくて、関東とかのお店にも置いていただけるようになって、活動範囲が広くなったという点ではすごく経験できて良かったなと思います😌
松尾さん
あったん
オンラインだったら全国に広がりやすいですね。めっちゃいい。ちなみに海外とかこれから進出されたりしますか?
海外はまだですね。あくまで私の野望ですがウェブサイトの英語表示も考えてたりするので、じきに出来たらいいなって思っています。
松尾さん
まだ公開までは行ってないんですけど、成分などの表現が難しかったりする部分があるので、そこはまだ試行錯誤って感じです。協力してくれる方がいらっしゃれば、ぜひぜひ募集中です!
松尾さん
あったん
成分って日本語でもこれ何?ってなるのに、英語でやるとなると余計難しいですよね😂公開されるのが楽しみです。
代表として、いち外大生として🌟
こんな発見がありました。
あったん
松尾さんの中で、一番の気づきとかあったりしました?
最初この活動に惹かれたのも、新しい国際協力の形だったことからなんですけど
松尾さん
背景を知らずに商品を良いなって思って、そこから背景を知ってくださる方もいらっしゃるんですよね。
松尾さん
まず商品の説明から入って、その時にすごく興味を持ってくださる方もいらっしゃって。もともと国際協力に対して興味が高い、言ってしまえば意識高い人向けの商品という認識があったんですけど、それが一気に崩れた、というのが気づいたことですかね
松尾さん
あったん
ちなみにこれまでイベントに出店されたっておっしゃってたんですけど、どういうものに?
私たちの団体の活動内容を広めるのもそうなんですけど、SDGsを意識したイベントであったり、エシカルとか最近流行ってると思うんですけど、そういうのを意識したイベントだったり。本当に幅広くて、hadanisheaの強みを生かせるイベントを自分たちで見つけてきて出店しています。
松尾さん
この活動に終わりはないと思う💭
あったん
活動を通して、今までで一番やり切ったとか頑張ったことってありますか?
私はまだ6月に代表になったばかりなんですけど、この活動ってやり切ることがないなって思ってて、
松尾さん
一日中この活動をしていても、やりたいことがどんどん出てきて、終わらないなって感じているのが正直なところなんですよね。
松尾さん
もう支援が主軸というか。ハンドクリーム自体も、ブルキナファソの女性が、もっと雇用を増やしてくれたら子どもを学校に行かせることができる‥という声があったからできた商品なんです。
松尾さん
その声に答えるというのが一番の目的で絶対忘れちゃいけないことなので、現地の声に答えるにはどうしたらいいかって言ったら、この活動を続けて、シアバターを発注して、売上を現地に回すということだと思うので、やり切ることがないなって最近思います!
松尾さん
あったん
常に向上心があるんですね!そんなこと考えられるのがすごいです。
BYCSと自分の関わり🌿
いやでも、本当にこういう思考になったのも、BYCSで色んな人に会っていろんなお話を聞くからだと思いますね。
松尾さん
あったん
ちなみに、BYCSさんってどんな方が多いんですかね。団体の雰囲気とか。
いい意味で忙しい人が多いというか、やりたいことがいっぱいあって行動力もある人が多いかなと思いますね。でも、みんな楽しむときは楽しむし、だらける時はだらけるし。
松尾さん
あったん
なんかいいですね。メリハリがついてて!
あったん
せっかくなので、松尾さん自身のことももう少し聞いていきたいです。この経験で分かった松尾さんの弱みもしくは強みってありますか?
もともと代表って柄じゃなくて、人を引っ張っていく力は無いと思うんですよね。
松尾さん
周りがどんどんアイデアを出してくれて、それに肉付けしていくというか、こうやったらいいんじゃないって言う方が、自分的にも合ってるなって思うし、その形でも団体として活動できてるというのがいいなって思います。
松尾さん
あったん
めっちゃいいですね。リーダー像っていろんなタイプがあると思うんですよね。
あったん
メンバーの良さを引き出すのが上手いタイプって、松尾さんが気づいてないだけで、めちゃくちゃ理想のリーダーだと思います。
ありがとうございます。
松尾さん
あったん
普段の生活で、BYCSの活動が役に立ったなって感じることもあるんですか?
対面イベントとかでも活動を説明したりとかSNSとかでもシアバターについてとかブルキナファソのマラリアに関することを記事にしたりすることがあって、発信する側につくんですね。
松尾さん
そうやって支援する側に立ったときに、言葉の使い方とかは結構意識するようになりますね。
松尾さん
国際協力ってなったらどうしても、「現地に貢献」などの言葉を使ってしまうとこっちが上になってしまうので、普段から対等の意識とかやってあげてる感を意識的に失くしていかないといけないなという風に変わったし、考え方がガラッと変わったきっかけですね!
松尾さん
あったん
なるほど!深いですね‥
他にも、商品をお取り扱いしてくださいませんか?とかのメールを送ったりするんですけど、そういう言葉遣いとかの実践的なこともBYCSの活動で学べるので、教授に送るメールとかにも生かせてると思います。
松尾さん
あったん
BYCSさんは実際の現場でビジネスとしてやりとりされているから強いですね。
あったん
あと松尾さん自身は将来やりたいこととかありますか?😶
もともとは航空関連にも興味があったんですがコロナで色々あって。でもBYCSに入って、他の英語圏だけじゃない国にも興味を持てて自分の予想以上の知識が増えて、今は色んなことに興味が向いている状態なのでまだ定まっていないのが正直なところです。
松尾さん
あとはやっぱりブルキナファソへ実際に行ってみたいですね!
松尾さん
あったん
そうなんですね!!これから、BYCSをどうしていきたいとかありますか?
私たちの代で完結するとか、先輩の代で完結するとかはなくて、このまま活動を続けていけたらいいなってことプラス、
松尾さん
hadanisheaっていうハンドクリームをもっともっと多くの方に手に取ってもらってその背景を知ってもらう、もしくは、私たちの活動を知ってもらったうえでアクションを起こしてもらうきっかけに、hadanisheaを購入するというアクションに繋がればいいなって思います。そのために努力しています。
松尾さん
あったん
素晴らしい、、BYCS愛を感じます🥺
「あなたのお手元から小さな国際協力を」
あったん
もし外大生だったら、BYCSに入るならこういう人がお勧めだよとかありますか?
国際協力ってとっつきにくいところがあると思うんですけど、ちょっとでも興味あったら、体験とかMTGの見学とかだけでも全然いいと思うので、足を踏み入れてもらったら世界が変わるかなって思います。
松尾さん
あったん
他にこういうこと言っておきたい、とかないですか!
運営側としてBYCSのメンバーにならないにしても、この記事が出てブルキナファソについてとか、BYCSについて知ってくださる方が多いと思うんですけど、
松尾さん
あと私たちの親団体のFutureCodeっていうのがあって色々医療支援とかもしてるんですけど、その団体とかが何してるんやろって、自分で調べるようになると思うんですよね。そういうきっかけとして、ちょっとでも行動していただけたら良いなって思いますね。実際に行動を起こしたら、絶対にもっと気になってくると思うんで。
松尾さん
あったん
じゃあ最後に、松尾さん自身が今までやってきた活動にタイトルをつけるならどんなものにしますか?
BYCSの活動に関しては、いつも言っている、「あなたのお手元から小さな国際協力を」っていうキャッチフレーズがあるんですけど。それは私の活動だけじゃなくて、hadanisheaを手に取っていただくお客様にも当てはまるというか、ちょっと行動することでそれが国際協力に繋がるっていうものなのでそれですかね!
松尾さん
あったん
お~!いいお話が聞けて、普段の私たちができることをやっていく必要があるなって思いました‥BYCSさんの商品を手に取ってみるって、めっちゃ良い第一歩やなって思って、より気になりました!!
あったん
本当にありがとうございました。
こちらこそです!ありがとうございました。
松尾さん
BYCS、hadanisheaに少しでも興味が湧いたなら!
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「BYCS気になってきたな・・🤔」そんなあなたは是非、
11月9日(水)の12:45~14:55(3~4限)に行われる
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第2部英米学科3年
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